たどりつく力

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  • 幻冬舎 (2016年5月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029538

たどりつく力の感想・レビュー・書評

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  • 【最終レビュー】

    ノンフィクション著書・図書館貸出。

    今月号・図書館発行フリーペーパー特集でピックアップされているテーマ

    〈芸術の秋:音楽に耳を傾けて〉

    既読済著書では

    『佐渡裕さん著:棒を降る人生』等の著書が紹介されている中

    このヘミングさんの著書も記載されていたのが、今回、チェックを入れるキッカケ。

    『タイトルそのもの』に、先入観なく興味を注いでいました。

    ◇目次

    *第1章:運命の重い扉を開く(ひよっこで描かれているテーマとの共通項=「殻を破る…」)

    *第2章:自分らしいピアノ、自分らしい生き方

    *第3章:魂は不滅だと、音楽は教えてくれた

    *第4章:ピアノの奥深い楽しみ、そして「魔力」

    *エピローグ

    赤裸々・生身の声で話しているかのように、包み隠さず、着飾らずに

    自分の本来の気持ちと真正面から向かい合いながら

    〈波乱万丈・紆余曲折・悪戦苦闘の数々と共に〉

    時には逃げたりはするものの

    目の前のことに、真っ向から体当たりでチャレンジしていく精神力。

    こうでなければ、人生というものは、到底、生きてはいけないんだよという

    〈ありふれた姿のフジコさんの面影〉

    くっきりと伝わってくるのが、ヒシヒシと伝わってきたのが、印象深かったというのが一番に感じられました。

    加えて

    音楽だけではない

    芸術(絵・クラシックの曲目・クラシックの作曲家達・画家達・指揮者・音楽家等)に対する

    〈際立った洞察力・感性の高さ・作品に対する『あらゆる角度からの考察力の深さ』・想像力〉

    究極に究極を重ねるかのような

    『魂で感じ入る凄みそのもの』

    濃く、深く、せつなく、しんみり、人間力ある温かみ…

    『これらの要素の数々』が『存分に詰め込まれている』ような雰囲気の中

    自然体に、丁寧に、ひとつひとつの駒を大事にしながら、それぞれのエピソードに関してまとめている内容が感じられました。

    〈まさしく、圧巻!の一言〉しかありません。

    〈ページ数の『約2倍』の密度の内容〉と十二分にいってもいいぐらい…

    私達が、今、芸術そのものに対して

    『どう向き合わなければならないのか』という提言もあったりと

    ささやかながらも大事にしないといけないなと、改めて、今一度立ち止まり、学ぶ所が多々あったということを、鮮明に感じ取れた著書でした。

    特に、印象深かったテーマを一部挙げながら、レビューを終えます。

    *クラシックとは…

    *私は、機械じゃない!

    *紡いでいくこと

    *心のきれいな人とは…

    *演奏時、心がけていること

    *好きなピアニストの姿を通して…

    *音楽を聴く時の心得

    *『丁々発止の音』の『対話』

    *音楽家とは…

    *たどりつくまで…

  • 2.8。思ったまま綴ったエッセイ的な読み物、というくくりで良いだろうに、それで充分なのに、編集した人が、今流行りのライトな名言啓蒙本みたいな構成に無理矢理仕立ててるのが、いかにも儲け主義剥き出しで中身見てない感があって白ける。そういう内容じゃないだろ〜

  • 読んで良かった~って思う自伝でした。

    フジコ・へミングさんは、自分が困っている時でも他の人にも優しくすることを心がけたそうです。

    P109ページには、フジコ・へミングさんが施した善意のおかげで半額で買えたセーターの話がありました。

    本当に、きっとかみさまが見ていてくれたんだなぁっていうエピソードで、じーーーーんときました☆

  • お母様とのことが一番印象に残った。
    子どもの頃に厳しかったお母様だが
    「おかあさん、本当はいま一番演奏を聴いてほしいのは、あなたです」
    の言葉が胸に響きました。
    「たどりつく力」を身につけさせてくれたのは、フジコ・ヘミング本人の努力はもちろんあったけれど、お母様の愛情と厳しさが原点だったのかもしれません。

  • 努力すれば必ず報われるとは思わない。その努力は各人の度合いが違うわけだし、少なくともフジコヘミンクさんは本当に本当に 努力されたんだと思う。スパルタな母親との話をもっと詳しく知りたい気もしたが、いま色々な苦労を乗り越えて好きなピアノを皆に聴いてもらえる、それがとても幸せな様子なので良かったと思った。

  • 名前しか知らなかった「フジコ・ヘミング」だけれど、ここまで数奇な人生、それを生かした演奏、優しい語り口調と好感をもって読むことができた。

    「一人ひとり自分の得意なこと、好きなことがあり、それを生かして創造することが人生の喜び」

    今、よく考えていることなので納得がいった。

  • 気になったフレーズ

    夢を現実のものとするために人は生きている
    本当に好きなこと、得意なこと探し、趣味を一つ持つ
    無い物ねだりはせず、今ある幸せを享受する
    人は一瞬でどん底に突き落とされる

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