料理通異聞

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著者 : 松井今朝子
  • 幻冬舎 (2016年9月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029927

料理通異聞の感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の料亭「八百善」を当時の料理界最高峰に築き上げた善四郎の一代記。私は関西人なので京料理等には関心もありるが、なかなか江戸前の料理は接する機会が少なくよくわからなかった。
    この小説は江戸の日本料理界でトップとなった「八百善」が舞台。この料亭は酒井抱一や太田蜀山人といった当時の文人たちに愛され、サロンのような役割を果たしたということもわかる。素材の特徴や良さをだすように創意工夫した料理を創り、懐石料理を確立する
    と共に、料亭経営の手腕を発揮して店を当代一の料亭に育てたということがわかる。また将軍がその噂を聞きつけ、お成りになったという。正直、この本を読むまで「八百善」がそれほど由緒のある料亭とは知らなかった。
    また当時流行りだった料理本をプロの立場から書き上げ、当時の食文化がわかるという。
    料理人として、また料亭経営者として生きた主人公の一代記でもあり、当時の食文化を知ることも出来る面白い一冊だ。

  • 江戸時代に料理を文化にした「八百善」の主
    著者は流石老舗お料理屋さんのお嬢さん
    食材や調理の場面は生き生きとしていた
    史実に基づいて丁寧に描かれている
    けれど お話に引き込まれなかった
    構成かなあ、文章かなあ
    登場人物に深みが感じられなかったのだ
    ノンフィクションならいいんだけど

    ≪ 選ばれた 人に供する 江戸の食 ≫

  • もっと面白そうなとこにフォーカスせず
    そのくせすっ飛ばしや説明なしが多いので
    ちょっと消化不良。
    もっと面白くできそうなのに、残念!

  • 八百善知らなかった。

  • 2017年1月西宮図書館

  • 2015年1月1日〜12月15日にかけて24の新聞で連載開始したものに加筆修正し、2016年9月幻冬舎から刊行。文化人としての栗山善四郎の一代記。余り興味を惹かれませんでした。

  • 2016.11.18

  • 江戸時代の料亭「八百善」の話。
    歴史上の人物も多数登場して、その時代の背景や料理についてもよく伝わってくるけど、物語としての盛り上がりは普通。
    淡々と「八百善」の成り立ちの説明が進む感じ。
    主人公の、2度にわたる西国行きの旅の話の詳細が、すっとばされているのが残念だった。

  • 天明の飢饉をのりこえた主人公が、
    一代で江戸に名を轟かす料亭にした物語。

    主人公のひたむきに料理に情熱を注ぎ、
    それを人に愉しんでもらえるように
    たゆまぬ努力をする姿。
    そこで拵えられる料理に、くつろぎの場に
    集う文化人たち。
    すべての登場人物が魅力的。

    迷ったりとき、苦しいときに
    どう生きるべきかを、その生き方で
    示してくれる登場人物の生き方、
    言葉にも、心動かされる。

    書き留めて、何度も読み返したい言葉に
    たくさん出会えた。
    充実して生きていくこと、それが
    歳を重ねることをこんなに豊かにしてくれる
    多くのことをおしえられた。

  • 自分の好きな料理小説で、お客に酒井泡一など著名画家・文士が登場。実家が京都の有名料亭であり、文も達者な松井今朝子であれば、絶対面白いはず!と前々から楽しみにしていた本書であるが、期待外れ。モデルは江戸時代に名を馳せ、料理本を出した料亭八百善。史実にしばられたたか、主人公もあまり魅力的ではないし、ストーリー展開に共感するわけでもなく、料理の描写もあまり美味しそうではないし・・、といった感じ。

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