空気を読んではいけない

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著者 : 青木真也
  • 幻冬舎 (2016年9月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029989

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空気を読んではいけないの感想・レビュー・書評

  • 一つの価値観。
    何かを成し遂げたい人には有効かも。

  • 読み進めていくとストイックですね。なかなか自分には真似できないなあと思う内容もありました。
    自分の勝てる道を考え続けて、その考え方に自信があるからできる言動なんだろうなと思います。
    一方で、恐怖と戦い続けているっていう内容もあって、一流の人こそ恐怖と向き合って乗り越えてるのだなあ、と。当たり前だとは思いますけど。
    あと、なりふり構わず努力しないと結果が出ないってのは自分のかなり貧弱な経験からも共感できます。

  • 幸せに生きることは難しいことではない。「空気」なんか読まずに、自分で人生を選べばいいだけだ。

    中学時代には指導者から見放され、大学時代には実力は部内で一番だったにも関わらず柔道部をクビになり、警察官を辞職して契約した格闘技団体「PRIDE」は1年足らずで消滅。選手としての才能もなかった著者が「ONE FC」という団体の世界チャンピオンになり、アジア最高額のファイトマネーをもらうまでになった理由。それは「徹底的に空気を読まない」ことであり、「どのように、空気を読まずに生きているか」を知ってもらう本であると前書きで述べられている。「空気を読まない」とは具体的にいうと、自分が人生をかけて打ち込めること、自分にとっての幸せをものさしにして、すべてを自分で決断していくことである。著者にとってはものさしが格闘技であり、本当に格闘技のためだけに生きてきたのだ。

    「空気を読む」とは、周囲の人の反応を意識することである。読み進めるうちに空気を読んでいれば、本当に自分のほしいものや大切なものが分からなくなってしまうのは当然のように思えてきた。でも、そうは言っても、「空気を読まない」ことは空気を読みがちな私にとって悩ましいことが増えてしまう…!と思ったが、なぜ悩ましいのかというと周囲の人の反応を意識するからだと思い至った。冒頭の言葉を読んで、自分には無理だ!と思ったが、空気を読みながら自分で人生を選び幸せに生きるなんてことはあり得ないだろう。そして決められるのは自分しかいない。自分の人生を生きていくために、自分のやりたいことに他人の価値観を持ち込まないことから始めようと思った。

  • アスリートとしてのストイックさというよりも自分にとって大切なモノを見つけられた幸せな人というのがオイラの印象だ。自分のとって必要なモノとそうでないモノがはっきりできるのは意外に難しい。
    「空気を読んではいけない」というタイトルに惹かれた部分もあるけど、内容はタイトル以上にいい。結果へのこだわり、そのために日時生活からやるべきことなど、アスリートじゃなくても活かせることがたくさんあった。必要なモノを必要な分だけ持てばいいという考え方は大賛成だ。カラダもモノも身軽なほうがいい。カラダが重ければ動くことが面倒になる、モノが増えればそれを失いたくなくなる。自分にとって本当に大切なこと、モノを見つけることで無駄ことに時間を費やすこともなくなりそうだ。断捨離ってこういうことなのかな。

  • 群れるな、従うな、流されるな、と、ひたすら孤高の道を極める自身の行き方を軽快勝つ素朴な筆致でつづった自伝的自己啓発書。もちろん、ここまで極端にストイックな生き方は誰にでもまねできることではないが、生まれつきの才能や体格を持って生まれてきたわけではない「凡人」が結果を出すための技術、および哲学としては、彼自身が結果を出している以上、説得力を持って語られている。なかなか難儀そうな域肩ではあるが、一方で憧れたりもする。

  • 才能のないものが成り上がるためには、周りを切らなくてはいけないのだ。

    僕の格闘技人生は、ある意味で隙間を探し続けてきたと言えそうだ。

    選手としては自分の力ではどうすることもできないジャッジを変えようとするより、自分が変わる方が前向きだと思っている。

    いくら勝っても指導者たちからは、何かしら難癖をつけられていたが、勝てなくなったら、僕の存在価値なんて本当になくなってしまうと、僕自身が一番わかっていた。

    同調圧力に負けず「なんだ」に惑わされず生きてく上で、自分の個性を殺さずにコントロールしてくれる人との出会いは大切だ。

    (最低限のルールは守るが)上下関係や伝統といった明文化されていないような掟を理由に、無条件で屈服を強要してくる相手に対して、いつでも刺し違える覚悟でいる。
     
     勝つならば負ける覚悟。刺すならば刺される覚悟。折るならば折られる覚悟。総合格闘技の試合でも、両極の覚悟を持たない選手は、相手として強くない。殺す気迫とともに、殺される勇気を持て。

    一度でも食事をともにしてしまえば、それは馴れ合いの第一歩となる。

    たとえ後ろ指を指されようとも、僕にとって必要なのは’仲間’だけでなく、格闘技界に染まらないための’孤独’と言える。

    「タダより高いものはない」
    援助を受けた時は得した気分になるかもしれないが、結果的に損をしてしまう。
    タニマチの存在で自分がやるべきことに集中できなくなったり、コンディションが崩れていくならば、はじめから関係を持たない方が賢明だと思っている。

    ◎借りをつくらず、貸しをつくることを意識する。
    ◎人間関係のこじれは無駄なコストだ。

    ◎欲望が散らかっている人間は、永遠に何も手にすることができない。

    良い過程×良い結果=成功
    良い過程×悪い結果=不運
    悪い過程×良い結果=幸運
    悪い過程×悪い結果=失敗

    負けた時、ダメだったと落ち込むことは誰でもできる。しかし負けを、「意味のある負け」にするためには、本当に苦しい練習に耐え抜かなければいけない。適当にやって出た結果なんかに何の意味もない。だから僕は今日も苦しみ続ける。

    自分へのネガティブな評判に触れることで「この野郎、いつか分からせてやる」という感情が、身体の深いところから沸き立ってくる。

    ウルフルズ 「バカサバイバー」:入場曲

    大事なのは緊張感をなくすことではない。精神をおかしくさせるほどの感情とうまく付き合うことだ。

    弾けないバブルはないのだから、大事なのはいかに我を忘れず、己の価値を地道に上げていくかだと、身に染みて学んだ。

    必要なのはすべての行動の意味を間違えないこと。周囲の目を気にし、練習で恥をかけない選手はいつまで経っても強くなれない。

    周りが行く方にはもう美味しい果実は残っていない。誰もが見ていない裏山にこそ、人知れず足を踏み入れるべきだ。

    夢を軽々しく口にするのは詐欺と同じである。
    →はっきり言えば、夢や目標を達成しようとするのならば、地道に努力を続けるしかない。その上で、運や素質といった自分の努力以外の部分にも翻弄されながら、大半の人間が夢破れている。

    ◎こんな計算づくの僕を「夢がない」というのは結構だが、多くの夢を語る選手が僕よりも安く、弱いのはなぜだろう。

    どこまで守り、どこで攻めるか。自分の市場価値をいかに高めていくのか。そういったことを、自分自信を客観視しながら考えていかないといけない。

  • セルフブランディング。
    いかに自分を高く売り込むか
    セコンドの費用などもすべて自分で交渉

  • 独特な業界で、特異な存在として個性を発揮してきたことがよく分かる。ストイックというより本能か!?

  • チャンピオンの上から目線の自伝かと思いきや、良いも悪いも全て見せた生き様紹介のような本。

  • PRIDE時代から知っていた選手の本。雑誌などの媒体で、独創的な哲学を持っていて興味がありました。本を読んで改めて、トップであり続けた理由が垣間見れた気がします。実際にお会いしてサインを頂いたのは、とてもいい思い出。

  • 要するに「自分の人生を生きろ」って話。当たり前の事を述べているだけで、特に目新しい事は書いてない。

  • この人の考え方は理解出来るけど、基本的には嫌いだ。
    だから近くに居たとしても付き合うことは絶対ないだろう。
    しかし学ぶべきところはたくさんあった様に思う。

    その中でも

    「自分を強く持って生きる」

    これは必要不可欠なものだし、自分に足りないところでもあると思う。
    ここは見習いたいと思った。

  • 生きるか死ぬかの恐怖から生まれる緊張感を大切にしている。殺してやるというオーラを纏うためには、殺されるかもしれないという恐れを持つことが必要だ。ヒリヒリするような緊張感のない状況では相手を威圧するような空気を放つことはできない。

  • 筆者の生き方に勝手ながら同調し、勇気を頂きました。格闘家の枠を超えた活躍に期待したいと思います。

  • これはイイ。面白い

  • 格闘家青木真也の著書。3ページほどのコラムが並ぶフォーマットですごく読みやすく熱くなれる。

    以下メモ。
    ●目先の価値よりも、先のこと。文句のない勝ち方をしろ。勝負を人に預けるな。
    ●一度狂った感覚は元に戻すことはほぼ不可能。
    ●借りを作らず、貸しを作ることを意識する。
    ●良い服を着たい、良い家に住みたい、女と遊びたい、友達とも飲みに行きたい、家族も持ちたい、その上で「格闘技に命をかけてます」と言ったって、そんなの夢ですらなく妄想だ。
    ●熱っぽく夢を口にするが、「なぜやりたいか」という理由は見えてこない、自分自身と向き合って考えていないから説明することができない奴が多い。
    ●良い過程×良い結果=成功、良い過程×悪い結果=不運、悪い過程×良い結果=幸運、悪い過程×悪い結果=失敗。
    ●大事なのは緊張感をなくすことではなく、精神をおかしくさせるほどの感情とうまく付き合うこと。
    ●意識高い系と揶揄されても、先が見えない恐怖に打ち勝つためには情報をどんどん吸収するしかない。
    ●幸せに生きることは難しいことではない。「空気」なんか読まずに、自分で人生を選べばいいだけだ。

  • 芸術家のストイシズム。優秀なビジネスマンの合理性。岡本太郎の『自分の中に毒を持て』に似た感触。非常に共感した。

    この本を読むまで格闘家の青木選手のことは知らなかったのだけれど、読んでみてこんな人がいたのかと驚いた。青木選手は驚くほどストイックである。まるで芸術家のようだ。すべては格闘技で勝つために捧げられている。また練習からファイトマネーの交渉まですべてが自らの合理的な判断の下に行われており、優秀なビジネスマンのようでもある。
    各々のテーマが4ページにまとめられている。各々の1ページ目に大きな文字でテーマが見出しとして短い文章で印刷されており、それについて後の3ページで青木選手がなぜそのように考えるのかという理由がまとめられている。例えば『誰も進まない道を行く』というテーマでは「逆張り」の発想のメリットについて語り、最後に次のように締めている。「周りが行く方にはもう美しい果実は残っていない。誰もが見ていない裏山にこそ、人知れず足を踏み入れるべきだ」。投資の世界にいる自分も大いに共感するところである。このテーマ以外でも、すべてのテーマにおいて共感した。ここまで共感したのは岡本太郎の『自分の中に毒を持て』以来二冊目だ。最後に本書全体を貫く青木選手の考えを引用しよう。

    「幸せに生きることは難しいことではない。
    空気なんか読まずに、自分で人生を選べばいいだけだ」

  • すごい自分の考えに近くてびっくりした。

  • 徹頭徹尾、冷静。

    この本の感想を巡ってボヤ騒ぎがあったから
    迂闊に感想を書けないけど、そんな印象だった。

  • 【生き方】空気を読んではいけない/青木真也/20170313/(28/624) <155/73003>
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    *著者は、中学柔道部では補欠だった青木真也が、日本を代表する格闘家に登りつめた人物。
    ・散らかった欲望を整理するという言葉に感銘を受けた。

    ◆引用
    ・徹底的に空気を読まない。凡人が空気を読んだら、本当に空気になってしまう。
    ・他人に自分の勝ち負けを決めさせてはいけない。文句のない勝ち方をすること。
    ・勝つならば負ける覚悟を。殺す気迫とともに、殺される恐怖を持て。
    ・借りをつくらず、貸しをつくることを意識する。
    ・すべての選択は自分で決断する。だから後悔がない。
    ・ムリして関係を維持するくらいなら、お互い嫌なことなく過ごせるように、一切の関わりを持たない方がずっといい。
    ・常に自分の価値観を誤魔化さずに行動することが、自分の人生を生きる上で大切。
    ・あれもこれもと欲望が散らかっている人間。何が欲しいかよりも、何がいらないかを決めることが大切。欲を整理できない人間に、何かを達成することはできない。
    ・買い物かごは生活の縮図。お金の使い方から生き方、人間性に至るまでさらけ出すような感覚。
    ・成功とは、誰にも邪魔されずに好きなことをやれて、自分らしい生き方ができること。
    ・自分が一番リラックスできる場所で、自分の時間を過ごすことこそ最高のご褒美。
    ・良い過程 x 良い結果 = 成功
    ・良い過程 x 悪い結果 = 不運
    ・悪い過程 x 良い結果 = 幸運
    ・悪い過程 x 悪い結果 = 失敗
    ・自分の「間」ではなく、相手の「間」で試合をすると負ける。大勝負であればこそ、自分のペースを崩さない。誰にも乱されることなく、ルーティンを守り、普段と同じペースで進める。
    ・常に自分を俯瞰するよう心がける
    ・大事なのは、負けを勝ちにすること。周りの評価に惑わされることなく、信念を持って仕事を続けること。
    ・実際の試合を想定しないで練習を積む=無意味
    ・周りが行くほうには、もう美味しい果実は残っていない。誰もが見てない裏山こそ、人知れず足を踏み入れるべき。
    ・どこを守り、どこを攻めるか。自分の市場価値をいかに高めていくか。そういったことを、自分自身を客観視しながら考えていかないといけない。
    ===qte===

    読書日記コラムニスト ジェーン・スー(1) 『空気を読んではいけない』凡人が突破できる道探す
    2016/10/13付日本経済新聞 夕刊
     格闘家の書いた本だが、格闘技の本ではない。青木真也という総合格闘家の、シンプルなルールに則(のっと)った生き方がつづられた本だ。
     「自分の考え方が汚されるから、人と食事には行かない」「夢を軽々しく口にするのは詐欺と同じである」と心がざわつく目次が並ぶ。しかし読み込んでいけば、生きづらさを感じる現代人や、私のように言い訳の多い人間に響く内容だった。
     現在はシンガポールの総合格闘技団体「ONE」ライト級王者である青木選手は、日本を拠点に活躍していた時代からひと味違っていた。
     一般的ないかつい格闘家のイメージと異なる白い肌、黒髪、しなやかな肢体。試合ではいつの間にか相手の腕や足を取り寝技を決める。奇術のようで不気味でさえある。
     会見でツレない態度をとり、年末の大きな興行では良くも悪くも人の記憶に残る試合をする。早大卒の元警察官だが、品行方正のエリートという印象はない。故に、ファンもアンチも多い。
     応援しようにも、こちらの身勝手な期待は一切背負わない。弱ければ誰も相手にしないのだろうが、圧倒的に強いので腹を立てる人もいる。
     私が青木選手に魅了されるのは、彼が自分に正直に生きているからだ。己を「凡人」と... 続きを読む

  • 孤高の格闘家はいかにして「空気を読まない」で生き抜いてきたか

    幸せな人生を生きるために友達はいらない
    自分の考え方が汚されるから、人と食事には行かない
    感覚の違う人はさっさと「縁切り」する
    自分に値札をつける
    誰も進まない道を行く
      ──目次より

    キレイごとぬきの生き方をしたたかと読むか傲慢と読むか
    赤裸々につづられた“青木真也”と対峙せよ

  • 立ち読みで読了。エッセンスはNews Picksの特集に詰まってる。

    格闘家としてのこだわり、早稲田出身の知性。

    負けを勝ちに変える、という発想は忘れずにいたい

  • 長年総合格闘技を観戦してきて一番悔しかった試合が青木真也VSギルバート・メレンデス である。(ちなみに2位は桜庭和志VSヴァンダレイ・シウバ)。

    忘れもしない2010年4月17日StrikeforceNashvilleでの第9試合。ここで青木真也の敗北と同時に日本のMMAの終焉を迎えました。
    当時、回線状態のまだ整っていないニコ生で生放送してくれたので時間を合わせ何度もリロードし観戦していたのだが、青木の負けと同時に目の前が真っ暗になったのを覚えている。
    僕は桜庭和志選手が好きなので桜庭が負けるとものすごく悔しい。だが、この時の青木真也戦はそれとはレベルが違う。
    日本の格闘技が終わったのだから。

    当時、DREAMの大黒柱として活躍していた青木真也。
    日本の格闘技が傾きかけている中、DREAMと戦極が夢の共同大会を開き、腕を折り中指を立てる青木真也に賛否はあるが廣田VS青木戦はものすごく盛り上がった。青木真也の刺すか刺されるかのせめぎ合いとDREAM笹原さんに対する愛を感じた。

    その時は世界最強であるはずの日本人ファイターが尽くアメリカ人ファイターに負けてしまう時代。
    MMAはファイターもお客さんも日本人最強!PRIDEの時はたしかにそうだった。だが、PRIDEフジテレビショック、UFCへの事実上の買収。DREAM終焉の危機。
    日本からMMAを観戦することができなくなるのだは?という不安。
    そんな中の青木真也の敗戦はそのBEFOREとAFTERで日本のMMA図式はなにかが変わった。

    そして青木真也の所属するONEFC。
    世界ライト級タイトルマッチとして安藤晃司VS青木真也 がシンガポールで行われた。
    日本人同士のタイトルマッチをシンガポールで。
    日本人のファンからしてみたらこれ以上の寂しいことは無い…。

    と、本書とは全く関係ない話になってしまったわけだが、本自体は凄く読みやすいしめちゃめちゃおもしろかった。

    ただ、先に語ったメレンデス戦敗北については青木の中ではファイター人生を狂わせる程のものだったのに関わらず、これらのことについては全く本書には記載されていない。
    今もファイターである以上、この一戦については清算できないからなののかもしれない。

    NewsPicksの青木真也のコラムも読み、本書も読んでみたが、早稲田大学出身ということもあり、青木真也はものすごく賢い。
    本書はビジネス書として読んでも得るものがたくさんある。
    特に僕もフリーランスという立場上、値切り交渉は受けない。セルフブランディングで自分の価値を高める。など、純粋に同感することも多かった。

    前半は主にプロフェッショナルとしての青木の拘りが感じられた。ストイック過ぎる考えが面白いし参考にもなる。
    ・友達はいらない、人と群れない、孤独であれ
    ・自分の考え方が汚されるから人と食事には行かない
    ・借りをつくらない

    この前半ではこうであるべき!な考えで、少々強がってるようにも感じた。

    後半に垣間見れる、青木の弱いところや本心についてが、他の格闘技雑誌のインタビューにはない一面に思えた。

    僕は本書をビジネス系の本とは全く思わず読み、格闘家青木真也を知るための本として読み切った。

    何百回も「UFCに参戦しないのか?」と聞かれることがあってうんざりしているようだった。
    提示額がUFCよりもONEFCの方が2-3倍高かったからONEFCを選択した
    実力主義すぎるUFCに参戦することのリスク。

    どちらも本心だと思う。

    ただ、青木真也は賢すぎるからなのか、現在の自分の実力を相対的に見ることもできるので、UFCに上がらないという選択もしているはず。
    日本で連勝して「誰にも負ける気がし... 続きを読む

  • PRIDEやDREAM時代にはよく試合を拝見し、いつぞやのIGFでは間近で生姿を観る機会があった青木真也選手の本なので、個人的に親近感をもって読むことができた。
    「自分の考え方が汚されるから、人と食事に行かない」とか若干ストイックすぎて友だちや同僚だったら絡みづらそうだなぁ強すぎるしいえないよなぁ、とついつい空気を読んでしまい複雑な気持ちになりながらも実は共感できるし、人生の全てを格闘技の為に生きてる、殺すか殺されるかの覚悟で試合に出てる、自分の市場価値を考えて闘う相手・場所を自分で選択している、スタイルの流行に乗らない、乗る流行はすでに遅すぎる、誰も思いつかないスタイルを自分で考え身につけたたほうがチャンスになる等など、さながらイノベーションを狙うマーケティング理論やビジネス書にも通ずるもので、どんな人でも読んで学ぶことがあるのではないだろうか。
    青木真也の格闘技哲学、いや人生哲学が、格闘家らしい無骨でストレートな文体でシンプルに綴られており、しかも全て実行実現されていてただただ圧倒されるばかり。
    自分の人生を生きたければ、空気を読んではいけない。
    確かに、そのとおりだ。力になる一冊。

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