本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344030732
感想・レビュー・書評
-
言葉や儀礼、贈り物、食事など、日本の生活の中にある決まりごとの由来や、気づかいのあるふるまいなど、日常生活のマナーを紹介している。
イラストと短い説明文なので、読むというよりは、見るという感じの本。
特に、へぇーと思ったものは、お歳暮とお中元の由来について。もともとは先祖へのお供え物だったとのこと。現在はお世話になった方に送るというイメージだが、実家に送るのは、この由来から来ているのかと納得した。
その他、現在は災難に遭いやすい期間というマイナスイメージが強い厄年も、人生の節目、年祝いというプラスの意味もあるということが意外だった。
また、自然とのお付き合いという章では、月のしつらいとして、さまざまな月見団子が紹介されている。普段よく見かける形は、里芋がモチーフになっているという。そういえば、小さい頃、お月見には里芋もお供えしていたことを思い出した。
日常のマナー的なことと、万葉集・魏志倭人伝・正倉院などという歴史の言葉が一緒に載っている、不思議な感覚の本だった。
図書館スタッフ(東生駒):あおむし
----------
帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/874337詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示