おいしいってなんだろ?

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 171
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031456

作品紹介・あらすじ

疑うほどのバターの塊、早弁、つまみ食い、スケート場のカップラーメン、母が作るミートボール・イン・ミートソース…。おいしいものは、きれい。おいしいものは、美しい。

感想・レビュー・書評

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  • 崎陽軒のシウマイ。食べたことはおそらくあるんだろうけど、人生の登場回数が少なすぎて思い当たる節もない。
    けど色んな人のシウマイ弁当に関する想いや食べ方のこだわりを読んでるだけで、口の中が、目の奥から、シウマイ弁当が現れてくる。ご飯の湿っとしたもっちり感すごい伝わる。次回東京に帰った時はかこつけて食べるしかない。
    ちなみにボクのそれは秩父に向かう際に買ってた、池袋西部に入ってた中華惣菜の春巻きと餃子。

    食べる速度ねぇ。なんかおいしいものは大切にゆっくりと、っていつもよりゆっくり食べちゃうけど、温度がどんどん失われてしまうのはダメだよなぁ。さっさと食べようと決めた。

    小さい頃から料理、ご飯に浸かってきた方々のお話多くて、そんないい記憶ねぇよってなってたけど、、、
    これ書いてるうちに思い出したよかった思い出は、イトーヨーカドー目の前にあった焼き鳥屋の手羽先の塩。「いわゆる」タイプじゃなくて開いて串2本刺してたやつ。他の焼き鳥が100円だったけどそれは180円とかで、小さい頃のちょっとした贅沢でテンション上がってたなぁと。あの青いお店もうないんだろうなぁ。

    このレベルにおいしい生活は実現できないけど、ようは自分に叶うレベルで、その時その場で幸せを最大限感じれるよう生きていこう

  • とっても素敵な本でした。
    食べるって、自分のこと全てに繋がっていくんだなぁとしみじみ実感。
    吉本ばななさんの本読みたくなりました。
    そして所々挟まってるエッセイ?小噺が、小さくて、愛らしくて、胸の奥がキュッと痛くなるくらい、この本のトリコです。特にジャムのお話がお気に入り。

  • さらさらと読めてお腹が空く本。
    崎陽軒のシウマイ弁当が食べたくなる〜!

  • 中医学と断食のところが面白かった。身体のサインを見逃さないように、毎日楽しく健康に暮らしていきたい。食べることは、生きることと言っていいくらい、すごく影響しているんだと改めて感じた。

  • 年齢を重ね、脂肪が厚みを増し、断食などね。

    これはあまり今の私に必要ないかな。

    食べるの大好き、飲むの大好き、欲望に従うの大好き、ゆえの不調は…多分私に関係ない。

    でも、関係ないと思うからこそ、この人がおいしそうにものを食べ、酒を飲む姿を追ってしまうんだと思う。

    わたしは、牛や豚を食べればおなかが痛くなり、てんぷらや揚げ物を食べれば気持ち悪くなる。酒の席は好きだけれど、飲めば眠くなり、短時間に多めのアルコールを飲めば気持悪くなる。

    うらやましい。今日は何を食べよう?なんてウキウキできるこの人が。おいしそうなものを目にして心躍るこの人が。

  • いつものお弁当エッセイと、吉本ばななさんの対談は楽しく読めた。ほかの対談は、わたしには興味を引かない業界の裏話とちょっとした自慢?的な要素が透けて見えて楽しくなかった。

  • 596.04596.04

  • 著者が行った断食道場に自分も行ったので、とても親近感が湧いた。きどってなくて読みやすい。お腹がすく。

  • 伊藤まさこ氏のスタイリストとしての側面が強い一冊、ほぼ文章です。デザイナーの方やカメラマンの方々との対談は料理本ってそうやって作られてるのか~と勉強になりました。ファミマのコーヒーと崎陽軒のお弁当が食べたい...。

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著者プロフィール

1970年、神奈川県横浜市生まれ。文化服装学院でデザインと服作りを学ぶ。料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍。自らプロデュースした衣食住にまつわる商品を販売するサイト「weeksdays」を「ほぼ日」と一緒に運営中。おもな著書に『あっちこっち食器棚めぐり』(新潮社)、『おべんと探訪記』(マガジンハウス)、『伊藤まさこの台所道具』『伊藤まさこの食材えらび』『伊藤まさこの器えらび』『夕方5時からお酒とごはん』『新装版 毎日ときどきおべんとう』(以上、PHPエディターズ・グループ)など多数がある。

「2023年 『する、しない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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