- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344031555
感想・レビュー・書評
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面白い内容だけど、おんなじ話なんかいすんねん!!という構成で途中ちょっと飽きた
物販する人はもちろん、なんの仕事に当てはめても今後のビジネスモデルについての考え方の参考にもなる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西野亮廣の本も初めて読んだけど、読みやすくて面白かった。プペルを作って、売る過程についてかかれた本だけど、そこから学べることがたくさん。
個人的には、人が動くのは脳ではなく環境、という話と人は確認作業で動くという話、そして後悔の可能性をつぶせという話が特に印象に残った。
エンタメを考える上で、こうした観点はとても大事になってくると思う。あとは何より広告させる、という点。これのプロだから西野亮廣はすごいんだと思う。すごすぎてタチが悪いから詐欺師なんだと思う。
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#読了
2017年の著書。先に2018年に書かれた新世界を読んでいたので、内容としては驚きなどはなくすんなり頭に入ってきた。
終始、信用がお金を作るということが書かれている。
そしてちゃんと、行動、覚悟、努力が必要だと書かれている。楽して稼げるみたいな書き方をするビジネス書よりとてもリアルで信用できる。
新世界は新たなマーケットについて多く書かれている印象だが、こちらはタイトル通り、広告について主に書かれている。人が広めたくなる&買いたくなる仕組み、仕掛けについて、実際の経験とそのときの消費者心理を交えて分かりやすく解説。
西野亮廣という人は変なプライドがなく、とても素直な人だと思う。当たり前と思われてる仕組みや行動に疑問を持ち、それを素直な気持ちで探っていく。目の前の相手、自分を好意的に見る人、好意的に見ない人、自分に関心の無い人。個人単位、コミュニティ単位、大衆。人が色んな立場になったときの心理をまっすぐ見る感受性の高さにとても好感が持てる。
新しい考え方や捉え方が分かりやすく丁寧に書かれている。「お金のことは学校で教えてくれない」という言葉が何度か出てくる。たしかに。内容としてはとても分かりやすいので、ぜひ中3くらいの授業でグループワーク交えながら取り扱ってほしい。
私は新卒のときに就活をしなかったので、いわゆる業界研究みたいのをしなかった。リクルートの求人広告の営業になったときに初めて業界や職種、3Cなどの概念を知ることになる。もし求人広告営業という職種にならなかったら、こういった社会の形を知らずに生きていただろう。それでも社会人になってから知るのは、我ながら遅かったなぁと思う。
将来の進路を考える手助けにもなると思うので、この辺はぜひ中高生の間に社会の仕組み(マーケットやマネタイズ、業界、職種)や考え方を教えてあげてほしいなぁ。
◆内容
クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』を作り、30万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る、"現代のお金の作り方と使い方"と最強の広告戦略、そして、これからの時代の働き方。 -
実力があるから無料で公開する、この努力は本当に正しいのか問う、、色々学ぶとこはある。ただ目指してるところ(やっぱり自分は教育分野)がちがうから、取り入れられるところとそうでないところはあるなぁ〜と。でも学校でお金について学ぶ機会はちゃんと作らんとあかんと思う。
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※1時間20分でするする読み終わります
常識にとらわれない戦略と、それを支える圧倒的行動量に圧倒されました。
(ベッキーや西川先生など、バイネームで批判したところはちょっと苦い気持ちになり、そこまで言う必要なかったのでは?と思ってしまったけど)
1回目は勢いで読んでしまって事実を追うことしかできなかったので、もう一度、次はしっかり落とし込みながら読みたい。プペルの戦略が圧倒的に優れてたことはわかったから、具体的に何が優れていて、どこに置換えチャンスがあるのか。
内容
お金の正体、認知でなく人気を得ること、絵本を売る戦略とクラウドファンディングなど。 -
ちきりん的な
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絵本『えんとつ町のプペル』の製作過程やクラウドファンディングについて詳しく述べ、それに準じて自分のマインドセットや哲学も述べていくといった今までに読んだことのないスタイルで書かれており、引き込まれました!
★アクションプラン
1.常日頃から、情報収集をサボらない。
(読書、ニュースアプリでニュースを見る等)
2.嘘をつくな。「信用」がこの先大切になってくる。そのためには嘘をつかないことが大切(自分を正直に説明する。背伸びしない。) -
普段モヤモヤと感じていることを気持ちよく言語化してくれて気持ちよい。
モノの言い方がストレートで分かりやすい分、一部の人からは反感も買いやすいのかもしれないけど、その根底に流れている、努力している人たちへの愛 を感じないのは勿体ない。
オレがオレがの強気な人かと思っていたけど、人と協力し、その協力に報いるという当たり前のことをきちんとやっている人だと感じた。
方法論だけではなく、経過や結果を可視化していくことや、自分のやってきたことを具体的に伝えてくれて、なんとなく方法論などを示している本とは一線を画している。
読んでよかった1冊。 -
・努力量が足りていない努力は努力ではない。誤った努力もまた努力ではない。
・やみくもにやってみるのではなく、なぜ他の人はやっていないのか、 ハードルを探す。
・作り方を疑う。何をつくるかだけでなく、どういう作り方が理想なのか。そこから考え始めることで差別化できる。
⇒既存のやり方、業界の当たり前を徹底的に分析して、自分のケースに落として考えている。
⇒感じる違和感が、常識を疑うヒントになる。
・目先の利益にとらわれず、先に感謝されることを選ぶ。低価格の独演会をやった一ヶ月後にクラファンを行う。そこで支援してもらえること、クラファン後の売上で元が取れることを見越したうえでの価格設定。
・商品(≒リソース)の2割が売上の8割を占める。
⇒西野さんの働き方もそう。これだけ自由にチャレンジできるのは芸能の仕事があるからこそ。
・感情に支配されず、常識に支配されず、お金に支配されず、時代の変化を冷静に見極め、受け止め、常に半歩先だけ先回りする。
・『えんとつ町のプペル』で生活できる人が増えれば増えるほど、『えんとつ町のプペル』が広まる。
⇒ソーシャルデザインで食べていける人を増やしたい。まず自分がそうならないと。
・行動するのに必要なのは、勇気ではなく情報。
⇒素晴らしい作品をつくることよりも、それを世の中に届ける導線作りが、自分の仕事かもしれない。