覚悟の人生 人事評価産業を創る起業家 (新起業家シリーズ)

著者 : 高橋恭介

• 幻冬舎 (2018年6月28日発売)

感想・レビュー・書評

[ナゴサトさんの感想 · 2018年10月22日]

壮絶な人生が赤裸々に語られている。HR分野のリード企業あしたのチームが生まれた背景を知ることができた。特に最後の「人事評価制度の産業・市場をつくる」というお考えに共感した。HR分野のパラダイムシフトは近いうちに中小企業の採用、定着に大きな影響を与える（すでに影響は出ている）。手遅れになる前に多くの企業に対応してほしいと願うが、そのためには受け皿としての産業が同時に必要になってくる。

著者プロフィール

1974年、千葉県生まれ
大学卒業後、興銀リース株式会社に入社。2年間、リース営業と財務を経験。
2002年、ベンチャー企業であったプリモ・ジャパン株式会社に入社。
副社長として人事業務に携わり、当時数十名だった同社を500人規模にまで成長させ、ブライダルジュエリー業界シェア1位に押し上げた。
2008年には、同社での経験を生かし、リーマンショックの直後に、株式会社あしたのチームを設立、代表取締役社長に就任する。
現在、国内19拠点、台湾・シンガポールに現地法人を設立するまでに事業を拡大。
1100社を超える中小・ベンチャー企業に対して人事評価制度の構築・運用実績を持ち、成長力のある「いい会社」へと導いている。
給与コンサルタントとして数々のセミナーの講師も務める。

「2018年 『マンガでわかる　ウチの会社っていい会社？ダメな会社？』 で使われていた紹介文から引用しています。」