四十回のまばたき (幻冬舎文庫)

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著者 : 重松清
  • 幻冬舎 (2000年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400108

四十回のまばたき (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 割と初期の作品。「らしさ」と「らしくなさ」がほどよく入り交じった印象。
    最近の、よく本屋さんや出版社がつける、「重松氏らしいキャッチコピー」とはちょっと馴染まない一冊かも。

  • 重松作品にしては、ちょっと毛色の違いを感じますが、まずまずです。ちなみにタイトルの”40回のまばたき”は居眠りを示すアメリカのスラングです。
    どうも初期の作品のようですね。全体にシャープさに欠ける様な気もしますし、テーマそのものもハッキリしません。
    圭司が翻訳し、ベストセラーになった米人の小説家との出会いが圭司を癒すきっかけになるのですが、この米人がね”いかにも”という感じでね。また、耀子という女性の存在は魅力的ですが、もう一つ描ききれて居ないようです。でも何となく”家族の作家”の片鱗はあります。完成はされてないけど、それなりの味は出ている。そんな作品です。
    どうも、賛否両論のある作品のようですが、私は結構好きですね。

  • 冬になるとやって来る「冬眠病」の義理の妹。
    その姉である主人公の妻は確執をのこし事故死。
    …宙ぶらりんな彼は、慌ても怒りもしない謎な人だ…
    妻の裏切りで虚無的な心を持ったまま
    義妹の冬眠の世話をしたりする。

    翻訳の仕事で出会った米国作家との交流シーンは
    楽しそうで良い。
    両極端な人同士って解り合えるのかも。
    いや、解り合うと言うより自然に居られる感じ。

    バラバラな日々が、時の経過や対話によって
    じわっと形作られて行く感じとかいいかも。
    日々に疲れたら40回まばたきをすると良いかな。

  • ファンタジーといえばファンタジーかな。
    なんとも不思議な世界だけど、ふつーにある
    シチュエーションのように進む。

    おかしな妹とおかしな外国人。
    微笑ましい。

  • アフターダーク 村上春樹
    の眠り続ける姉がいる。
    にている。アフターダークの方が
    深いと思います。

  • 重松清作品に出てくる、主人公のタイプ。作家、クール、無口、感慨深い、お人好し、人に好かれるタイプ。正にそれが売れない翻訳家の圭司。圭司の妻玲子はキャリアウーマンで表向きは仲は良くバランスのとれた夫婦。ひょんなことから翻訳した小説が売れて軌道に乗り始めた?頃。彼女は会社帰りに呆気なく交通事故で亡くなる。しかし彼女の死は不倫の帰り道だったと後に知る。彼女の妹耀子は冬眠するという奇病で手当り次第にセックスするような女。いつも冬眠時期には圭司の家で面倒を見る事になっていたが今回、彼女は妊娠していた。父親は圭司だと指名する。
    売れた小説の作者「セイウチ」と編集部の「って感じ」を交えて、圭司と耀子と産まれてくる子の家族になるためのぼんやりとした物語。
    掴みどころなく意味わかんないが、読みやすい文面で読んじゃう。
    いつもこんな感じだよね。重松清さん。

  • “冬眠”する奇病を持つ義妹を引き取り、妻と暮らす売れない翻訳家の圭司。妻が事故死し、しかも不倫をしていたと知り、妻の死を素直に悲しめない。そして義妹との関係は・・・。

    狭い中で物語が進んでいきます。圭司が翻訳しベストセラーになった本の原作者“セイウチ”、“って感じ”のやり手編集者。義妹の耀子が妊娠し、圭司にパパになって欲しいという。バランスの取り方が上手いと姉妹に評された圭司の癒しと家族とは何かを考えさせられる作品でした。吉本ばななさんの『キッチン』のような雰囲気だなぁと思いました。

  • 「心のでこぼこ」「40回の瞬き」心に残るフレーズ。

  • 48/219

  • 何冊か読んだ中で一番良かった。

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