阿弥陀 (幻冬舎文庫 や 6-8)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 57
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400382

感想・レビュー・書評

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  • 謎な作品でした。
    ちょっと場景が浮かびにくかったので、トリックがわかりにくかったです。

  • 「毒入りチョコレート事件」みたいに多数の仮説が次々と提示されていくところが最大の見所です。それぞれの仮説に説得力がありました。そして、その仮説が否定されていくと次第に見えてくる、ビルの住人たちの正体も見物でした。
    ただ、作者のご都合主義な展開が多かったのが残念でした。

  • 一気に読みました。あみだくじ小説というのが、こういうことかと。あみだくじのように、上から順番に線をたどっていくと、推理の「ハズレ」に突き当たる。でっかいどんでん返しということではなく、「そうくるか」って感覚かなあ。楽しく読みました。

  • 作者には珍しいデクスター風のパズラー。真相の機械トリックはわかんねーよ!

  • 面白かった。何よりストーリーテリングの巧さが光る。すいすい読めるし展開も巧い。片っ端から可能性のある出来事を推理して潰していくまさにあみだ籤のような展開が最初から最後まで続く。完璧のような解答もまた覆されたり。なんというか、超本格。王道だよね。まあ正直途中の展開が面白かったのに最後の真相は微妙だったんだけど。

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著者プロフィール

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。

「2023年 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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