マダム小林の優雅な生活 (幻冬舎文庫 こ 1-5)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1049
感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344401136

作品紹介・あらすじ

結婚生活も三年目に突入したマダム小林。家事全般をひきうけながらも、一歩外に出れば女優という職業婦人である。そんなマダム小林、ある時はロケ先であわや突然死事件を起こし、ある時はストーカー銀行員と対決し、またある時は、愛するオットとカナダで激流に呑み込まれる…。慎ましやかだけど、なぜだか笑える事件続出の「マダム人生」。

感想・レビュー・書評

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  • 2009年、購入、読了。

  • 面白かった!特に最後の英会話の話(笑)
    離婚された今、思うのは…16年も結婚生活を続けられたのは愛なんだなと。私なら、こんな夫ちょっと嫌だ(いや、三谷幸喜という人物は好きだが…)

  • 私もマダム小林のような生活をいつかしてみたいな
    日常で起きる些細なことに時にクスッと面白く、楽しめる気持ちを持っていたい。

  • 90年代に書かれたエッセイなので、まだ夫婦仲睦まじい感じですが、当時から三谷氏の気難しさは伝わってきました。とはいえ小林さんもそれを楽しんでいたのか実際はわからないけど、「夫の『アウトドア派』問題の検証」など面白おかしく表現していました。
    私は90年代は群ようこさんのエッセイが大好きだったのですが、このエッセイもその雰囲気に似ていて好きでした。

  • 小林聡美さんのあの感じが日常にもしっかりあって(旦那様も。)勝手に親近感を持ちながらすぐに読み終わってしまった。

  • 結婚生活も3年目に突入したマダム小林。家事全般を引き受けながらも、一歩外に出れば女優、という職業婦人である。そんなマダム小林、ロケ先であわや突然死事件(!?)を起こし、ストーカー銀行員と対決し、正月早々親指をつぶし、夫への愛がゆえ、カナダで激流に呑み込まれる…。慎ましやかだけど、なぜだか笑える事件続出のマダム人生。
    (1998年)
    — 目次 —
    真実のお気楽ライフ
    流行遅れ
    夜のお供
    指まで接着地獄
    サザエさんとオザケンはえらい
    オトサン
    汚い話
    趣味の園芸
    函館の女
    かぞえの三十三
    怒りの餃子
    長編読み物・心のアウトドア派
    とりあえずネイティブへの道

  • おばさんの日常って感じ。大沼公園(新日本三景)。オトサンやカダンなどは初めて聞いた。「飛びます飛びます」も知らなかった!自分はこの本が出された時は生まれてないから未来の子なんだなーと思った。1人でいる時は財布と鍵は絶対忘れたらいけないなと思った!有名人は、誰かと間違われたり名前を忘れられてたりとなにかと大変だなと思った。厄年怖い…。三谷幸喜さんの妻なんだね!

  • 図書館休刊のため、久しぶりに蔵書を何度目かの再読。
    三谷さんと結婚したばかりの頃のエッセイ。
    お似合いのご夫婦だと思ってたのになぁ。残念。
    でも飄々とした文体は当時も今も変わらず。
    [蔵書·再読·5月20日読了]

  • ファンキーなマダム小林に何度も、くすくすと笑ってしまった

  • エッセイ。夫婦。旅行。猫。厄年。銀行。英会話。
    30代の小林さんの生活。
    「オトサン」のところを読むと、未来は誰にもわからないものだなって気持ちになる。

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。女優。代表作に映画「かもめ食堂」「ツユクサ」、テレビドラマ「やっぱり猫が好き」「すいか」など。主な著作に『ワタシは最高にツイている』『散歩』『わたしの、本のある日々』など。

「2023年 『ぱっちり、朝ごはん おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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