童話物語 下 (幻冬舎文庫 む 4-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344401303

感想・レビュー・書評

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  • ハンカチがカピカピになるくらい泣いたので、
    途中からタオルを首にひっかけて読んだ。

  • 後半は涙で続きが読めくなるくらいです。児童書の中でも良書と名高い童話物語。隠れた名作です。

  • 小学校3年生の時に初めて読んで、私がファンタジーにはまるーひいては本の世界にはまるようになったきっかけの本。

    何度も何度も読んで、表紙がボロボロになり大学生になってから買い直したくらい大好きです。

    物語自体は作者の初めての作品で、深く考えたらどうなの?っていうところ(たとえば下巻に入ってルージャンとフィツが話せている理由とか)はあるけど、そういうところを考慮したうえでもすばらしいです。
    現代の私たちに貧しさなんてわからないはずなのに、この本を読むとリアルに貧困とはどういうものなのか感じます。

    もっと多くの人に読まれるべき小説だと思います!

  • 下巻は、妖精フィツとの突然の別れから一年が経過した時点より始まります。
    上巻はどちらかというとシリアスで現実的な話が多かったですが、下巻に入ると、天界の塔、無限の草原、忘れ物預かり所などファンタジー的要素がこれでもかと登場し、場面が目まぐるしく展開していきます。
    「誰でも自分を変えられる」という主題のもと、随所随所にサブキャラが立ち、変化を促されたり、逆に過去を見つめなおすきっかけを与えてくれたり、一人ひとりの登場人物に意味があって無駄がありません。
    上巻のシーンと似たシチュエーションをあえて持ってくることでその変化を強調するなど物語構成もすごいです。
    とにかく読めば、その創りこまれた世界観と練りこまれたストーリーがお分かりになれると思いますので、ぜひ一読してみてください。

  • 最初は悲しくて涙がいっぱいでました。
    でも、人は変われる!
    信じること、愛されること、いろんな気持ちが溢れ出る、私にとってとても大切な作品になりました。
    いつかジブリで映画化されたら最高だな〜と思います!

  • 大切な宝物。ルージャンが大好きです。

  • ルージャン、良い!
    胸糞悪いシーンや暗いシーンが多かった上と比べて、下は心温まる(救われる)&感動するシーンが多い。
    王道展開のように見えるかもしれないけど、下があってこその上だなと感じた。

  • ルージャンの悔恨がつらい(「どんなに泣いたって、もうあの日のパンを拾うことはできない」が本気で心にくる)。オルレアとハーティーの存在が心強い。おばあちゃんがペチカに地図を託す場面にじーんとくる。成長したルージャンと成長しなかったイアンハンタとの対比が鮮烈。ペチカがルージャンの手をとうとう掴む場面に胸を打たれる。守頭の執念深さが恐ろしい。最後までハラハラドキドキの展開で良い。わだかまりが解けたペチカとルージャンに和む。本作が本来は十巻のうちの二巻にすぎないという設定に驚く(残りの八巻も読んでみたかった)。

  • 好きな本の一つ。けど、人の憎しみの感情があまりに強くて、少し飲み込まれてしまった。最後はよかったねって感じだけど、後に残るネガティブな感じがあったので、精神が安定してる時じゃないと自分にはよくないかも。貧しさが人を醜くさせるのかな。

  • 前半展開の遅さに挫折しそうになったが
    主人公の女の子ぺチカが魅力的な人たちに
    出会ったところからおもしろくなり、
    最後まで一気に読めた。

    ルージャンかっこいいじゃん!!!

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