上と外 6 (幻冬舎文庫 お 7-6)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 825
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344401372

感想・レビュー・書評

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  • 恩田陸の書き下ろし小説の最終回。王がやられたので成人式は終了。地下のトンネルに迷い込んだ千華子を探しに出るが見つからない。そこへ火山が噴火し溶岩が流れ込んでくる。千華子は地成就に出るて、親たちが落としておいた風船を見つけるが溶岩の熱であたりは発火しはじめ。一方練たちは迎えのヘリコプターに乗ろうとするがピラミッドが倒れ始め...<BR>
    クライマックスを盛り上げるのはわかるが、千華子と練と両方で同時に盛り上げられると、「24」のように画面を分割して両方を同時進行させないと...そういった効果を考えた映画化狙いだったのだろうか。2006.4.19読了

  • (1)参照

  • 恩田陸の書き下ろし。
    (1)〜(6)までサブタイトルがついていて、それぞれ
    (1)→素晴らしき休日、(2)→緑の底、(3)→神々と死者の迷宮(上)
    (4)→神々と死者の迷宮(下)
    (5)→楔が抜ける時、(6)→みんなの国
    となっている。
    結論から言うとこれは動悸起こすくらいおもしろかった。
    予定では5巻で完結するハズだったらしいのだが、あんな壮大な話にしちゃ終わるハズがない。
    おかげさまで6巻はずいぶん待ちました。
    で、書店で買った瞬間家に帰りながら読む始末。
    そんだけおもしろいのでありますよ。
    練とその妹のチカコがヘリから落ちてジャングルで遭難するという話。
    この2人、とくに練がかなりたくましい。
    コンパスなしに方角知る方法を知ってたりとにかく知識が豊富。中学2年生のくせに。
    最初の方はサバイバルなんだがだんだん非現実な(?)事態に巻き込まれていく。
    もうかなりこれはオススメすぎて★の数が5個じゃ足りない。
    あ、でも好みはヒトそれぞれ。これは他の本にも言えること。

  • 史上最悪の大地震と火山噴火で練の恐怖の針は振切れた。もう何もかも終わりだ!神は二人を見捨てたのか!?兄弟は再会できるのか?そして家族は?息もできない緊迫と感動の最終巻。
    <BR>
    【感想】
    http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200506080000/

  • 最終巻。ギリギリまで試練が待ち受けます。それだけに最後のエピソードはほっとします。(2004.11.9)

  • 1巻から6巻まで、2ヶ月ごとに出版された。
    おじいちゃんの言葉を思い出しながら、試練をのりこえてゆく練。彼と一緒に、冒険しているような気分になる。

  • 200203
    1日

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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