ひかりのあめふるしま屋久島 (幻冬舎文庫 た 12-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344401457

感想・レビュー・書評

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  • 縄文杉だけじゃない屋久島の魅力が描かれている。
    屋久島…行ってみたいな。
    でも、田口さんみたいに一人では行けそうにない。

  • 森や川など自然の美しさ、険しさがよく伝わってくる文章。
    ただ、なんかとにかく軽い。

    しかし屋久島には行ってみたい。

  • 田口ランディさん2001年の文庫版。

    やっぱり、心に沁みた。
    魂が洗われるとはこのこと。

    ムーミン・パパがよく言ってました。
    「宝石のような小説を書きたい。」と。
    田口さんはそんな文章を書ける人だと思う。

    いっぱい宝石はあったけど、私の心が沁みたのは照葉樹林のはなし。
    屋久島には、アジア屈指美しい照葉樹林あるという。その新緑を見に行ったときのこと。

    へんなことだけど、照葉樹って紅葉する木だと思い込んでいた。
    だって、「照る山もみじ~」という歌があるではないか。

    しかし、田口さんは「多くは常緑樹で、比較的小さな葉をもっている。葉の表面が光沢があっててかてかしている。ツバキの葉を思い出してもらえばいい。」と解説する。

    ああそうなんだ。

    照葉樹林は葉を落とさない常緑樹が多く、
    「春になると古い葉の先にいっせいに新芽を出してくる。それは遠くから見ると樹全体の不思議な陰影となる。」

    そうそう、春の芽吹きは絵になる。

    そのあとが怖いような...。
    「古い葉をバックにした新芽は光り輝いて見える。」から、樹林全体がくっきりと浮かび上がって見えるので美しいと。

    なるほど、古いものがあるから新しいものが引き立つ。

    ますます、引き立て役どころに徹しなくてはと自戒する。

  • ・屋久島に行きたくなった
    ・田口ランディの性格がなんとなくわかった気がした
    ・夢は無意識からの暗号文
    ・吉川ばななと田口ランディ似てる
    吉本ばななを下品にして心理学足したら田口ランディになる
    ・苔は気難しい
    ・屋久島行きたい‼

  • 屋久島に行こうと飛行機の予約だけしたものの何をするか決めてなかった。とりあえず、縄文杉を見て・・・と月並みなコースと月並みな旅ぐらいにしか思っていなかった。
    ところがこの本を読んで、目の前のもやもや感が一気に晴れたような気がした。ガイドブックの写真では伝えることのできない屋久島の良さ、楽しさが凝縮されていた。
    そして「大自然」という言葉が、ただのコンセプトではなくリアリティをもって感じることができた気がした。

  • 屋久島行ったあと、こんな本があると知って。
    屋久島関係しらべてると、やたら目についてた田口ランディさん。紹介してる本があったのね。

    まさに自然とお近づきになりたくて、ガイドさんに少し橋渡ししてもらった旅後だったので、すごくわかると思いながら読んだ。全部が同じでないけど、自分の感じたこと、感じ得ることを、いろんな感情を言語化してもらった気分。

    軽い語り口で容易く読める。
    本は手放すことがおおいけど、これは置いときたい。

  • これから屋久島に行く人にも行ってきた人にもよさそう

  • 屋久島への憧れがますますチャンネル強くなりました。

  • スラスラと読めた!
    屋久島旅行楽しみ!

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著者プロフィール

作家。

「2015年 『講座スピリチュアル学 第4巻 スピリチュアリティと環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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