ハードボイルド/ハードラック (幻冬舎文庫)

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著者 : 吉本ばなな
  • 幻冬舎 (2001年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344401594

ハードボイルド/ハードラック (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「ハードボイルド」
    奇妙な夜の出来事が描かれている。
    人と別れることはすごくつらい。けどあらゆる罪悪感から抜け出して、ハードボイルドに生きなくちゃ、という前向きな気持ちにさせてくれる。
    奇妙だけれど、不思議と癒される。

    「ハードラック」
    姉の死と向き合う家族の物語。
    姉との思い出や、これからの日常について、時間について、主人公の立場になって考えてみると、自然と心が浄化されてゆくような気持ちになった。

  • 真夜中に読みたい本。

  • ちょっとスピリチュアルな「ハードボイルド」と、脳出血を起こした姉が脳死になり亡くなっていくまでの、残された者たちのこころのありようをやさしく、哀しいことばで包み込む「ハードラック」の2編。
    「ハードラック」が特に好き。
    大好きな姉が亡くなることを主人公が受容していくその過程が、簡単だけど深いことばで綴られていく。
    吉本ばななの作品は、言葉の宝庫。なんということもない、エピソードも音もなく降る優しい雨のように、心にしみこんでくる。
    だから、読み終わったあとは、本を閉じてそっとため息をつきたくなるのだ。

  • 1999年に刊行された本書には、「お姉ちゃんが大好きだったスマップの中居くん」という行がある。
    2017年現在、その描写に何の違和感もない「スマップの中居くん」の現役スターっぷりに、異次元の凄さを感じた次第です。

  • ばななさんの小説はいつも「死」が近くにあります。悲しいのは死んでしまうことじゃなくて、もう会えないことだなと読むたびにいつも感じます。つらい状況でも過去でも先でもなく、「いま」に足をつけて、小さなひかりを見つけるのが、とても好きなところです。

  • 初めて読む作家さん。森博嗣『MORI LOG ACADEMY』シリーズに、たびたび登場していたので試し読み。
    すごく不思議な物語。ホラー?幻想?恋愛?
    ものすごく淡々とした文章が印象的だった。
    もう何冊か読んでみようか。

  • 2回目読了。一回目は12年前くらいで、初めて読んだよしもとばななの本だった。内容は全然覚えてなかったけど、この霊的なことが当たり前にある世界感が懐かしかった。
    久しぶりによしもとばななに触れて、大学生の時片っ端からこの人の本を読んでたなぁとあの頃を思い出した。精神的に元気な時じゃないと色々持って行かれて読むのがしんどいけど、それだけこの人の淡々とした文章に支配される。
    生と死を、人の温かさを、いつも考えさせられる。

  • ハードボイルドはこれまで読んできたよしもとばなな作品にもよくある霊的な話。
    ハードラックは現実的にとても重たい話。
    でもどちらも読後感はさっぱりしてる。

  • どちらも死にまつわる話しだった。
    ハードボイルドはなんだか奇妙な少しホラーチックな雰囲気も醸しだされていた。
    ハードラックはちょっと泣きそうになった。
    普段こういうので泣いたりはしないが、なんとなく泣けた。

  • ハードボイルドのほうは面白かった。

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