無間地獄 上 幻冬舎文庫 し 13-1

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 298
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402676

感想・レビュー・書評

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  • 冷徹な桐生さんカッコいいです

  • この作家で最初に読んだ本。
    どこか笑っちゃう箇所もあるが、日常と重ねると想像以上の異常さが新鮮で、こんなどうしようもない世界に引き込まれる。
    この面白さから他の作品も読む事にした。

  • 富樫組の桐生は冷酷非情な闇金融屋。
    一方、玉城は女性をだまして高額な商品を買わせるキャッチセールで優雅な暮らしをしていた。
    この二人が絡み合い、物語は進行していく。
    下品な表現も多いが、それは作者の意図だろう。

    壮絶な過去を持つ桐生と玉城がどうなるのか、興味を持たせつつ下巻へと続く。

    全然感動しないが、先が気になってどんどん読んでしまいます。

  • 漫画版が面白かったから読んでみたが、やっぱり面白い

  • <上>2002.10.10〜15 読了
    <下>2002.10.15〜17 読了

  • 上巻はかなり恐いヤクザ小説で、どんどん追いつめられて行く感じがハラハラしたんだけど、下巻に入ってから急に安っぽくなったというか、えっ、BL小説? ていうか本当の愛を〜とか光が〜とかなんかケイタイ小説みたいなチープな感じがでてしまったなぁと。

  • これぞ

  • 序盤は下品で稚拙な表現が続く。展開も陳腐だ。
    しかし玉城が嵌め込まれていく中盤あたりから物語が急激に展開していく。それに伴って筆者の表現力も格段に向上する。新堂氏が意図してそうしているのに気付かされる。

    ひとつの憎悪が螺旋となって無間に続く、まさに地獄。

    それにしても、女性の扱いは問題ありながらも、いきなり巻き込まれた玉城はちょっと可哀想。。。

  • 2012年2月

  • 新堂は何作か読みましたが、ゲイ関連のくだりは鉄板。桐生のオトンの使うリアリティのない九州弁が気持ち悪い。下馬評を気にしすぎたのか、刺激は感じなかった。下巻での巻き返しを期待。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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