広島ヤクザ伝―「悪魔のキューピー」大西政寛と「殺人鬼」山上光治の生涯 (幻冬舎アウトロー文庫)

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著者 : 本堂淳一郎
  • 幻冬舎 (2003年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404205

広島ヤクザ伝―「悪魔のキューピー」大西政寛と「殺人鬼」山上光治の生涯 (幻冬舎アウトロー文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  伝説の広島極道・大西政寛がシャーロック・ホームズと同じ「インバ」(インバネスコート)を着てたオシャレさんだったという情報だけでも、なんだか感動。

    『仁義なき戦い』は、視覚的なわかりやすさを重視して、ヤクザファッションをイカニモな関西風にしたので、元ネタの人から「俺たちあんなダセエかっこしてなかったぜ」と怒られた、とのことだけども。
     たしかに、梅宮辰夫が演じた、大西にあたる人物は(初登場時は)ダボシャツに腹巻きのバカボンパパスタイルだった。そりゃ怒るわ。

  • 「大西正弘」と、「山上光治」は、映画にもなった、「仁義なき戦い」の、引き金となった出来事の、中心人物といわれている。二人は、それぞれ違う組に、属していたが、同じ時代を生き、壮絶な人生を送った。大西は、生来、喧嘩っぱやい性格だったが、山上は、喧嘩が強いわけではなく、根性の座った、忠義にあつい男だった。この作品では、二人のやくざの生きざまを描きつつ、戦中から、戦後にかけての、雑然とした日本で、タクマシク生き抜いた、広島の様子を描いている。二人の、やくざの人生についてはというと…。あまりに壮絶で、説明しづらい。時代については、例えば、警察とやくざの関係とか、小説の中だけの話だと思っていたようなことが、実話として書かれていて、驚いた。

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