ZERO 中 (幻冬舎文庫 あ 19-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404236

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  • 中国語もできないのにいきなり中国に行って何をしようとしてるのか全く不明な主人公を見せられてわけがわからないのに、その後突然国家の命を受けてただとか種明かしされてポカーン。よくわかんない爺さんの過去の描写が挟まったり、中盤で突然謎の新女性キャラが踊り出たり、こんないくつものシーンを描き切る力量もないのに無理すんなよ、壮大な物語ってこう言う事じゃねえんだよ、何が描きたいんだよ… マジでつまんなくて、これは作品への向き不向きじゃねえよ、決定的に小説がヘタクソなんだこの作家。あとから実は、が多すぎなんだよ。そんなの読者は知らねえから。何を読まされてんだよ。あとさ、「キーボードの信号がハードディスクを通じてモニターに…」ってそれどう言う構造なん?知ったかぶってそれっぽく描くのカッコ悪すぎるよ。あと一冊…

  • あらすじは、中国の”友人”から、警察元高官宛に手紙が届いた。
    その手紙は色々な人の手を渡り届けられたものだった。

    その手紙のルートは何十年も前から用意され、代が変わっている
    家まであったぐらい古いもの・・・。

    そのルートで寄せられた手紙には中国での特異情報があった。
    現役警察官の主人公は、その元高官からある指示をだされ極秘に
    行動するが徐々に追い詰められていく・・・。

    よくドラマ・映画になる、刑事や警察官の話ではなく、
    秘匿された警察組織、公安部・外事部が描かれている小説です。

    公安部とは言えここまでやれる警察官がいるのかなぁと思ってしまいますが、
    小説の世界なので、ありでしょう。

    警察、自衛隊などに情報網を持っている麻生幾ならではの細かい描写には
    舌を巻きます。

    終わり方は、”宣戦布告”の時と同じく膨らんだ風船が破裂する終わり方ではなく、
    ふくらみきった風船の空気を抜いてしぼませるような”へなへな”な終わり方・・・。

    結末そのもののインパクトはあるんですが、結末まではジェットコースターに乗せられていて
    降りてから結末を知る感じがして・・・ちょっと消化不良ですね。

    面白いことには違いないのですが・・・。

    文章量が多いので、読了までには時間がかかると思います。

    速読に自信のあるかた試してみてはいかがですか?

  • 作品の紹介
    47年の封印が解かれ、日本を震撼させる陰謀の幕が開く。立ち向かう、一人の警察官・峰岸。彼は元警視庁長官・鹿取が運営してきた大物スパイを巡り、すべてのウラ情報を握ろうとする“ZERO”と激突する。執拗な妨害を受けながらも捜査を強行する峰岸を苛酷な運命が待ち受けていた...。極秘情報をちりばめ警察小説の新境地を拓く衝撃作。

  • 6月-25。
    中巻。上巻はなかなか進まず、途中で止めようかと思ったが、
    中巻になって、スピード上がる。
    中国での単独行。本当に死なないのが不思議。
    主人公を可愛がっていた、元警察長官が、良い味そして壮絶。

  • 下巻参照。

    2008/10/26

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著者プロフィール

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化。以後、『ZERO』『瀕死のライオン』『外事警察』『奪還』『特命』『銀色の霧』『QUEEN スカイマーシャル兼清涼真』など話題作を発表し続けている

「2022年 『トツ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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