彼女は存在しない (幻冬舎文庫)

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著者 : 浦賀和宏
  • 幻冬舎 (2003年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404410

彼女は存在しない (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 気持ちの良いくらい騙されてしまった!

    大学生のカップルの貴治と香奈子は、街で見知らぬ同じ年頃の由子と出会う。そして、もう一組の大学生カップル、根本と恵。根本の妹は多重人格障害を抱えていた。
    二組のカップルの人生が交錯するときに、物語は大きく動き出す。

    「多重人格モノ」なので、もちろん「その線」を疑って読んでいたのに、まんまと作者の術中にはまってしまった。
    そして、それが心地よいのだ。
    最後のどんでん返しが鮮やかだ。
    ほんと、そこにこそ、この物語を読む意味がある。
    決して、上手な文章でも目を引く斬新な設定でもないけれど、大学生の日常をうまく取り込んで、青春小説としても読める。しかし、心理描写はまだまだ未発達だ。内面を深くえぐるようなものが書けたらこの作者は大化けするだろう。

    この作品を読んで、思い出した別のミステリ作品がある。
    大流行した作品なので、タイトルを明かせないが、トリックは似ていても、設定次第ではまだまだ別の作品が書けそうだ。

  • 2014.11.6(木)読了。

    これは面白かった!初め、多重人格かーとテンション下がったけど読むに連れていろんな違和感が面白くなって来て、最後には「そっか!!」と納得。

    もう最初から答えが出ていたように思ったし、これは騙されてはいけないと相関図を書きながら読んだけど、書いたがために騙されました。別の作家さんで多重人格物を読んだことがあったけど、これは別格。色んな目線で彼女をみてるので最後は納得したし、あの時この時を読み返しました。本当に[彼女は存在しない]かったです!

  •  会社近くのTUTAYAにて、「あなたもきっと騙される!」的な吹き出しで平積されていた本書。読んでみました。

    ミステリー?になるんでしょうか?東野さん達を読みなれた私には「何これ?」でした。
    二人の視点のみで描かれた物語です。これがミステリーになってる原因。トリックは全くなし。映像化されたら、ありがちな「多重人格殺人事件」です。

    ストーリーは面白く少し青春小説的な部分もあり、グイグイ読みましたが、謎解きを考えていたのに最後は「視点でコントロールしただけじゃん」と少しガッカリです。
    これは「どんでん返し」とは言わないと思う。

    TUTAYAに期待させられた分、評価が辛いかもしれませんが、それでも★×3は付けられます。

  • バス移動で読了。

    たぶん、三回目くらい。
    何度読んでもおもしろい、サイコ・ミステリー?

    結局、人格は幾つあったのかしりたいわよね。

  • 途中で微かな違和感。でもスルーしてしまった。結局最後であー!?ってなった。

  • 多重人格がテーマの叙述ミステリー。
    これは迂闊に感想を書くとトリックがネタバレしそうなので自粛しておきます。
    面白かったな~。特に後半のグロさは結構好みでした。(笑)
    タイトルに納得です!

  • トリックを理解するのに時間がかかった。細かい部分は気にせず、人間が不確実であることを扱っている点で、個人的に好き。

  • 少しぶ厚いので時間かかるかなと思ったけれど、わりにすぐ読めた。読みやすかったね。しかし、心理描写が少なく、トリックに物を言わせている感じ。無理に全体を合わせようとしている感じで。
    浦田先生の設定もどうなのかなあ。
    10年以上も昔の作品なので、今、どんな作品を書いているのか、気になるところ。

  • ずっと気になりながら 買えなかった作品。ついに買ってみた。うーん。買えなかったわたしが正解かも 笑。題名から想定してたストーリーとは全く違った。あと多重人格ものって 興味あって つい読んじゃうけど ほぼ面白い作品にあたったことないなぁ。難しい材料なんだろうなぁ。この作家さん 初めて読んだけど 次はないかな。

  • ん~いろんな意味で残念だなと思う物語だった。
    冒頭からいかにも裏にひと癖もふた癖もありそうなキャラクターが登場する。
    多重人格というキーワードが登場してからは、こんな結末では?と考えていた通りのオチで自分の感の良さをほめたらいいのか、安易な展開にガッカリしたらいいのか迷ってしまった。
    とにかく文章が読みづらかった。
    リアリティのない会話、テンポのない文章。
    ミスリードが効いているとは思えないし、主要人物が魅力的に描かれていないのも気になった。
    香奈子視点と根本視点が交互に語られていく構成になっていたが、どうにも収まりの悪い感じがしてしまった。
    もしかしたら香奈子視点の居心地の悪い不安定さは、浦賀さんが意図的に演出したものかもしれないけれど。
    けっして面白くないわけではない。
    でも、もっと違う描き方があったのでは?と思ってしまう。
    ネット小説を読むような感覚で読むのなら、サイコ感もあり猟奇的描写もあり、刺激のある物語ではあると思う。

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