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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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失明した瞬間にその恐怖からは解放される、苦しか、切なか行ですたい。ばってん、残念ながらいつか、必ず来るとですなあ
― 79ページ -
「失明した瞬間にその恐怖からは解放される、苦しか、切なか行ですたい。ばってん、残念ながらいつか必ず来るとですなあ。」
隆介は膝を打った。
「なるほど、失明した瞬間に『失明する』という恐怖から解放される、ということですね」
林老人が大きく頷いた。
「はい。その日がああたの解夏ですなあ」
― 79ページ -
「いや、痛みはないよ」
隆之は遠くを見ながら答えた。
「どこを見ていますか?」
陽子はその視線の先を知ろうとするかのように隆之の腕にすがってそう言うと、一緒に遠くを見た。
― 85ページ
みんなの感想・レビュー・書評
個人的に印象に残った順は、「サクラサク」>「水底の村」>「秋桜」>「解夏」かな。
どの話も物語終了後の続きが気になる感じ。でも決して後味は悪くない。続きは読者の想像の中で、というスタンスなのかな。
読み終わって、歌の一フレーズを思い出した。「人間って哀しいね だってみんなやさしい それが傷つけあって かばいあって・・・」
全部が解夏だと思っていたら短編だったので、ちょっと意外な気がしました。
みんな、人の心の弱さや温かさに気づかされる話でした。
「秋桜」が良いと思いました。
「解夏」「秋桜」「水底の村」「サクラサク」
の4編。
生と死とか、扱っているものは重たいんですが、でもやわらかくあたたかい言葉と文章で、気持ちがゆったりするお話ばかりでした。
人が生きるということについて、考えさせられました。
人のあったかさって泣けるよね…。
心が弱ってるときに読むと、ほんまにしみると思う。
短編ってイマイチ感情移入できないことが多いんだけど、これは結構感情移入できた。
さださんの本って、幸せは日常の中にあるんだよ。というのをいつも教えてくれてる気がする。
お気に入りは「秋桜」と「サクラサク」でした。(^^)
表題作の「解夏」は勿論のこと、「秋桜」、「水底の村」、「サクラサク」どれをとっても深く胸に沁み入りました。手元においておきたい1冊です。
『夏解』読了。タイトル作は映画やドラマで見ていたけれど、こんなに短編だったとは意外で驚き。すべての作品に、景色とその匂いが鮮やかに浮かび上がる。心に沁みます。
どれも「じーん」ってくる。特に秋桜がきた。
仏教に関わる言葉がたくさん出てくるけど、どれも心地良い。
大きな川の流れみたいなものを感じるよーな話だなぁ…て思った。
映画化・ドラマ化された作品『解夏』、他3作品が収録されている。
隆之を思う陽子の一途な気持ちが切ない。
自分なら、あんなに明るく支えようとできるだろうか。
でんでらりゅうの歌、なつかしい。
今でも歌える。
他の3作品も、家族・故郷をテーマにした泣ける話でした。
もー、さだまさし素晴らしい。
確か高3の時に一回読んだ本。
あれから5年...
良さが分かるようになってた。
解夏とサクラサクが好き。
多くの人は「自分は弱い」って思い込んで、
そこに逃げてる気がした。
でも、本当の本当は人って強いんやなって。
そんな一冊。
珠玉の短編集といえると思う。「秋桜」「サクラサク」の二編はラストで泣ける。さださんすごい。感服。
パートナーが病に侵されたら・・・・・
育った場所も環境も違う二人が一緒に暮らしていくこと・・・そしてその家族とも価値観を合わせていくことの難しさ・・・・
人生を重ねるということは楽しいことも辛いことも背負っていく荷物か増えること・・・・・
そして、老いていく親との関係・・・・・
とにかく一つ一つ考えさせられる感動のお話です
涙を流しながら読みたい方!ハンカチの準備をお忘れなく!!!
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-35.htmlより
いい本だった!!!短編集だけど、一番有名な解夏よりも他の話の方が好きでした。絆ってこういうことなのかと考えさせられました。
東京で教師をしていた隆之は、視力を徐々に失っていく病におかされ、職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。そこへ東京に残した恋人の陽子がやってくる。この先の人生を思い悩む隆之。彼を笑顔で支えようとする陽子。ある日、二人はお寺で出会った老人から「解夏」の話を聞く―。表題作他、人間の強さと優しさが胸をうつ、感動の小説集(amazonより抜粋)
解夏は先に映画を観てました。
なので改めて小説で読んでみると、まぁ・・うん。
映画の方がやっぱりジックリ描かれていたような気がします。
でもさだまさしさんは小説家としてもなかなか面白いと思います。
嫌いじゃない。
むしろ期待せずに読むと、思わぬカウンターパンチのような衝撃を受けます。
結構イイ!
読むだけで人の心を温めるような文章を書ける人がいたなんて
無性に人恋しくなるこの季節におすすめの一冊!!
さだまさしの本は初めてです。
じんわりと心に響きました。
やさしい気持ちになります。
悲しい出来事、辛い出来事、嬉しい出来事も含め
生きているといろんな事があるけど
その中で人はどう感じ取っていけるか。
それで生き方が変わっていくのかもしれない。
また読み返したくなる本です。

映画は何回も見るぐらい好きだけど、原作もとても良かった。さだまさし、いいね。





