リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 9125
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405134

作品紹介・あらすじ

全国500万の「佐藤」姓を皆殺しにせよ!-西暦3000年、国王はある日突然、7日間にわたる大量虐殺を決行した。生き残りを誓う大学生・佐藤翼の眼前で殺されていく父や友。陸上選手の翼は、幼い頃に生き別れた妹を探し出すため死の競走路を疾走する。奇抜な発想とスピーディな展開が若い世代を熱狂させた大ベストセラーの改訂版。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとラストが予想できてしまった、、、
    でもすごい臨場感で、手汗が止まらなかった!

  • 読む価値があるのはあらすじだけだった。でも最後まで読んだよ。誉めて。
    真面目な話、この人は設定だけ作って文章は他の人に任せればいいのだと思う。

  • ☆0つです。これが面白いと言う人とは友達になれません。それぐらい酷い小説です。うん◯です。王様が佐藤さんは鬼ごっこしろと言って、鬼ごっこする小説です。強いて言えば、この小説が自費出版で20万部売ったという事実。新たな小説家に夢を与えたことでしょう。山田悠介にトラウマと偏見を持った作品です。
    作中名言「なし!」

  • まあお世辞にも文章は上手いとは言えないし、展開とか設定も突っ込みどころだらけ、あまりにも予定調和の人の巡り合わせ、心情表現もあまり上手くない。最初の数十ページは読むのが辛かった。
    でも、勢いは良かったし、この小説の肝たる疾走感はあった。
    最後2日の追いかけっこはそこそこ興奮した。
    まあ発想の勝利って奴ですかね。
    これで若者が本を読むきっかけになればいいですね。

  • ほんとに売れたの?映像化するほど?読みがいの全くない、結末も陳腐なお話でした。書けないけど、私でも書けそうな。

  • 設定だけで本って売れるんだなぁ、と感動した。読んだら頭悪くなりそうな作品も珍しい。

  • 平成日本三大奇書の1つ。(後の2つは知りません)
    この文章でこれだけの知名度、出版数を勝ち取ったのだから、もはや奇跡の一冊と賞賛する「しかほかないのだ」(本文より引用)
    僕がお気に入りの文章は2つ、
    「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
    「ランニング状態で足を止めた」
    です。

  • 語彙力が足りない文章。
    延々と逃げ隠れするストーリー。
    途中何度も飽きて投げ出したくなったけどなんとか読みきった。
    うーん…やっぱり読まなきゃよかった。

  • 設定は新鮮であったがデビュー作なだけあってやや荒削りな感じが否めない。
    翼の自身の視点なので国全体で鬼ごっこをしている感じもあまり伝わってこず、非日常と日常の対比もイマイチだった。
    終わり方もスッキリはせず、、星1です。

  • ずーーーーっと前から気になっていたが今回ようやく読めました。

    最初のプロフィール家族が離れ離れになるのはウルっとした

    王様のわがままで自分と同じ苗字「佐藤」を全員殺せ!
    7日間生き残った証には願いを叶えよう!!

    主人公「翼」は親が死に、親友が目の前で銃弾を浴び、妹が捕まっていく姿を観て最終的に佐藤翼一人となった

    そして王様に伝えた願いとは?

    途中から展開が見えてしまったやっぱりそうなったか・・・と

    さらっとしてて読みやすかったでーす

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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