- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405776
感想・レビュー・書評
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初めての森村誠一。読みやすいサスペンスだったけど、物事がうまく行き過ぎのような気がした。オウムを彷彿とさせる。
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カルト団体と警察の対決がテーマ。
オウムがモデルなのだろうけれど、
お粗末なようでいて巧みに組織を拡大していく彼らの行動が怖い。
一般社会を悪だと断定する一方で、
信教の自由を一般社会の規範である憲法に則る
彼らの主張は滑稽だと思った。 -
ふーむ。これはオームものとしては興味深く読める。
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なんとなく手に取った一冊。少し難しかったですが読んでよかったと思いました。
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「人間の証明」をテレビで見てから取りかかった本。
期待を裏切らないスケールの大きな話に引き込まれました。
多くのエッセンスを詰め込みながらも、きちんと整理して描かれていく様子はさすが。 -
面白かった。
宗教を隠れ蓑にした犯罪を、おなじみの棟居刑事が追う。
いわゆる「棟居モノ」が好きだったのだが・・・。今回もまた棟居刑事の身近な人間が犯人に・・・、っていうのは、やりすぎじゃないか?という気がする。
今度は一体どんな身近な人間が犯人に襲われ、棟居刑事が不幸のどん底に叩きつけられるのか、などというくだらない希望が沸いてきてしまう。
ラストも、一体こんなオチをつける必要があるのか疑問だった。はっきり言って、言わずもがなの、蛇足以外の何ものでもないと思った。