寄残花恋 (幻冬舎文庫 さ 11-3 酔いどれ小籐次留書)

著者 : 佐伯泰英

• 幻冬舎 (2005年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[chifuyukさんの感想 · 2013年7月7日]

第3弾の前半は甲州で大活躍

凄すぎますこの爺さん、って云っても俺より若いけど^_^

これでこれからは江戸に落ち着いてのエピソードが続くのかな?

[kitanoさんの感想 · 2010年11月5日]

酔いどれ小藤次　３巻！

荒々しい、力強い、アイデアを盛り込みたい
作者の意気込みが感じられる
幕府密偵おしん
作品の方向が微妙になるところでしたが
新しいお仕事「研ぎ師」の日常からの
事件が生き生きとしていて良いですね♪

[deckさんの感想 · 2010年4月7日]

酔いどれ小藤次の三巻目。中年男の秘めたる恋と死ぐるい佐賀武士の葉隠をひっかけるあたりが面白い。ちなみにドラマ化するなら大頭矮躯ギョロ目の中年・・・鶴太郎などどうでしょう。

[のおやさんの感想 · 2009年6月18日]

刀の腕と性格の良さが取り柄の貧乏浪人さんが、活躍するにつれて金持ちの商人や、大名家の重鎮、幕府の大物などとご縁が出来て、次第に大きな事件に巻き込まれていくというパターンは、磐音と同じなんだが、爺さんなんで色恋要素がイマイチ…おしんとかおうづちゃんとか、ハナからそういう対象にならないし。でも、あこがれのひと、という設定は目新しいな。ずっと叶わない方が萌えだけど、どうなるか。

著者プロフィール

佐伯 泰英（さえき やすひで）
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。