真実の絆 (幻冬舎文庫 き 6-2)

著者 : 北川歩実

• 幻冬舎 (2005年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[しのさんの感想 · 2023年6月3日]

★3.5

遺産百億円。跡取のいないはずの老資産家が、かつてもうけた血のつながった子どもの存在の可能性を明かし、探し始めた。遺産を巡ってにわかにうごめく男女。繰返されるDNA鑑定。偽装される愛情と親子関係。そして最後の最後に明かされる真実とは…・・。


とっても複雑。
登場人物も次から次へとドンドン登場する
遺産を巡って沢山の人が手に入れようと蠢き
失敗を重ねていく
着眼点はとても興味深かった。
もう少し分かりやすく楽しめれば良かったな
ラストはあっけない様な想定内の驚きだったかな

[ao-nekoさんの感想 · 2009年12月30日]

親子鑑定ミステリ。この人のって､やたら科学的なのが多いけれど､読みにくくはない。めちゃめちゃ専門的な用語とかは使ってないからかな。
いくら金を手に入れるためとはいえ……ここまでやるか？　人間の欲望ってのはオソロシイ。

[Lepus in Decemberさんの感想 · 2023年3月2日]

真実の絆
　親子鑑定
　　依頼人との対話
　二人が出会った夜
　　依頼人との対話
　誕生日のない母
　　依頼人との対話
　彼女が消えた朝
　　依頼人との対話
　血染めのハンカチ
　　依頼人との対話
　再会
　　依頼人との対話
　突然の別離
　　依頼人との対話
　うつろな縁
　　依頼人との対話
幻冬舎「真実の絆」 2001年10月

解説　佳多山大地