燃えつきるまで (幻冬舎文庫)

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著者 : 唯川恵
  • 幻冬舎 (2005年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344406513

燃えつきるまで (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 別れから始まる小説。
    失恋と戦う女の人の話。
    なかなか読みがいがあった!
    失恋したら読む。

  • 「それに顔に、何て言うか、緊張感がない。主婦の顔はどことなくみんな似ている。」
    わ~、こりゃ主婦に反感買いますわな~。すっごい言いがかり。

  • 5年付き合った彼からの”別れないか”の一言から始まる本作。
    これでもか、これでもかという内容に心のエネルギーを消費しながらも一気に読みました。
    ここまでするかとはきっと言い切れない、初めから最後まで一字一句と言っていいくらい共感出来、読後は疾走感のようなものがありました。

    そして、失恋に対してはまさにタイトル通り”燃え尽きるまで”やり尽くせばいいし、忘れられない間は忘れなくていい、大事に抱えていればいい、が持論なんだけど、いや、だからこそ、こんなに読むのがしんどかったけど個人的には最後はかすかな光が見えたような、ほんのりと晴れやかな気持ちになれた。

  • 「別れないか。」
    結婚を約束した、5年越しの彼から、
    不意にそう告げられるところから始まる
    失恋小説。

    読むのが辛くなった。
    でも、投げ出さないでよかった。

    燃えつきるまで
    ちゃんと苦しむ。ちゃんと傷つく。
    法を犯さない程度に
    とことん あがけば、
    きっときっと オンナは上がる⤴︎

    ラストの数行も、凄くいい。
    清々しい気持ちで、本を閉じることができました。

  • 淡々と読めるけれど、内容はどろどろ。
    そこまでやるか、そこまでボロボロになるか、と冷ややかな視点で読みつつも、それほどまで愛せる人に出会えたことが羨ましかった。

  • 恋を失うということ

    主人公を自分に置き換えて読んでいる人は多いと思う
    私も、あわわわわわわわと動揺しまくりながら読んだ

    恋愛中のひとがこの本を読むと
    過去の失恋の痛手を思い出して同じ思いはもうしたくないと
    今の恋をもっと大事にできるかもしれない

    失恋真っ最中のひとがこの本を読むと
    苦しいのは自分だけではないと慰めてくれるかもしれない

    失恋から立ち直りかけのひとがこの本を読むと
    もう大丈夫だと、かろうじて抑え込んでいた想いが瓦解して
    また泣くことになるかもしれない

    気軽にひとに薦められないなぁ

  • これは最近本当によくありそうな失恋小説です。30代の女性が5年付き合った彼にフラれ、その彼はすぐに、別の女性と付き合い始める。とはいっても彼は誠実な男性で、特に落ち度はない。でも主人公の女性は苦しみ、相手の女性を恨み、仕事や私生活にまで影響が及び始め…というお話です。主人公に感情移入して読んだので、辛かったです。一気に読みました。おすすめです。

  • キャリアウーマンの主人公が5年間つきあっていた恋人に突然別れを告げられ、それが受け入れられずに苦しみ、そして・・・という話。

    あらすじだけ見るとただそれだけの話で、どこにでもあるような・・・そして、誰にでも起こりうる、ちっとも珍しくない話。
    そして、文章も構成もすっきりしていて、演出も何もない。
    それなのにちゃんと読ませてくれる。
    やがて結婚するんだと漫然と思っていた相手に突然向こうから思いがけない別れの言葉を告げられる。
    最初は信じられない。
    受け入れられない。
    だけど現実が見えてきて、さらに相手のその後が分かるとその思いが怒りとか憎しみに変わっていく・・・そんな女性心理が痛いほどよく分かるし共感できる。
    私みたいにもう恋なんて感情からは遠いところにいる人間ですらそうなんだから、今正にそういう状態にいる人が見たら涙が出るんじゃないかと思う。
    それくらい主人公のとる行動とか、感情とか、心の流れがひとつひとつ的確に描かれてると思う。

    この話、そんな風に恋愛小説ならぬ失恋小説・・・と思って読んでいると中盤過ぎた辺りから物語の雰囲気が変わって、サスペンス調になる。
    そしてそのままラストに突入するのかと思いきや・・・これまた予想を裏切ってくれる。
    また、主人公と同年代-30代の立場の違う女性たちの悩みもここには描かれている。

    無くなってしまうと体調を壊し、それまで築き上げてきたものですら崩壊してしまうくらいに大切なもの。
    それなのに、それが当たり前のように自分の側にある時はその大切さに気づかない。
    人って、何で今現在自分に無いものは容易に気付けても、今あるものには気付けないんだろう-。
    でも、もしそれをなくしてしまったとしても、何も経験しないよりは何倍もいい。
    そう思えるのはそれこそ、何年、何十年先かも知れないけど-。

    軽くさらっと書かれた印象の本ですが、ちゃんと読ませてくれる本です。

  • 歳を重ねるうちに、傷付いたり何かを失うことに対して慣れていくものだけど、いつになっても失恋は辛い。
    特に、失恋をしてまだ立ち直っていない人にとっては、この小説は残酷な現実を突き付ける。私も読んでいる最中、怜子の苦しみが痛いほど伝わってきて、何度も途中で読むのを止めようと思った。もう大丈夫、私は一人でやって行けると思った矢先、次々と発覚する新たな現実。「人生はいつだってこんなはずじゃなかったの連続だ」まさしくその通りだ。
    だけど、終盤での「時間をかけて傷つくことは人にとって必要なんだと思う」と言う美穂の言葉に救われた気がした。情けなくて、なかなか前に進めない自分の生き方を肯定してくれているような気持ちにさせてくれた。

    おそらく、これからも怜子は何度もゆれるだろう。けれど、それでも前を向いて生きて行って欲しいと思った。

  • 初の唯川恵さん。
    そして、初の失恋小説。

    思いっきり泣けると、勝手に解釈して読んだけど、意外や意外、サクサクさらりと読み終えてしまった。

    確かに、内容は女性の見たくない性質が見えてドロドロしてはいるけれど。

    やはり耕一郎はいただけない。穏やかな男性って、(嫌な)サインの出し方も微妙なんだろうな。
    それと、いくら怜子と別れてからとはいえ、彼女作るの早過ぎる。縁なんてそういうものかもしれないけど、耕一郎の性格からは想像出来ない恋愛の進み方。
    加えて、新しい彼女の物分かりの良さは、神経を逆撫でするかも。

    女友達集めて、色々と討論したい気分になった♪

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