- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344407046
感想・レビュー・書評
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こういう生き方(と展開)もありだと思わせる
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…個人的にはとても好きです。
徳川慶喜が誰よりも非戦を貫こうとして、蝦夷地に新国家をつくるために北上したということ。
でも、津軽までいったところでさらわれてしまったこと。
それを追う土方副長。
追いついたと思ったら、それが巧妙に考えられた替え玉だったこと。
それでも夢を追い続けることを忘れなかったこと。
全てが好きです。史実じゃなくても、好きです。
今蝦夷地に住んでいる私は、どうしても想いを馳せてしまいます…ww感謝しよう。。 -
レビューは読み直してから書きます
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読了 2009年 3月 (借:大村市民図書館)
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新選組を扱った数多ある小説のなかではかなり異色な北方版「新選組」。「非戦」のために「人を斬り続ける」役務を自ら負った土方の志や夢、男としての誇り、生き様、そのすべてがもうめっちゃ格好良い。惚れ直した、というか惚れ死にそうになった。史実とは異なる部分もあるが、だからこそ、この土方さんとともに壮大な夢を見ることが出来たのかも。また、土方と同道することで徐々に狂気に足を踏み入れていく隊士の様や、他の新選組モノではあまり見ることのない土方と勝海舟や小栗上野介、坂本竜馬との束の間の邂逅での会話(この会話も粋でかっこいいんだよねー。さすが北方謙三だぜ!)がものすごく胸を打つ。ラストに関しては賛否両論あるみたいだが、私はとても気に入っている。
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史実の裏側、という描き方。
とても新鮮で、こうだったのかもしれないなぁと思わせる。
こんなにも、先のことを見ていた土方さんを描いた作品はないのではないのかなと思う。 -
この土方さんならあの結末でもいい気がしてきた。
でもね、土方さんってこういう人だっけ?w山南さんと仲が良いのは理解できるよ。土方さんが好きな春の月の句に「山の南や」って出てくるからね。
この作品だと、土方さんにとって新選組って何だったの?ってなる。うむむむむ。
政や徳川家云々で、読んでいて悶々とした中での中村さんの存在は良かった。人を斬っているけれど逆にきれいだった。
2005.10.15 初版/2009.6.23 購入/2009.7.1 読了 -
2013年01月 03/03
再読本。夢と、夢のかけらと向かい合う土方の生ききる姿に心動かされます。やるせなさが溢れてきますが。
2009年06月 3/49 -
この徳川慶喜の書かれ方、好きです。
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これきてる!坂本龍馬の天才っぷりは異常。神、いわゆるゴッド。誰だよ暗殺したの。