もっと、わたしを (幻冬舎文庫 た 31-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 205
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408296

感想・レビュー・書評

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  • ひとつめのお話があまりにもくだらなすぎて、何度読むの止めようと思ったことか。
    でもリレー式短編だというので今後に期待して読む。
    最終話で、1作めのくだらなさが少しは回収されたかなとも思うけど、全体的に私の好きな連作短編ではなかった。

  • 一方的に話す女性の会話を聞いているような感じ。
    ゆえにスピード感があって面白いが、下手に相槌を返すと怒られそうだ。

  • 脇役が次の主役になり、ラストで全部繋がる形式の連作短編集。自分のことしか考えていない奴らなのに、誰も憎めないし、少しずつ皆共感できるところがすごい。

  • 2013 9/10

  • 期待せずに読んだら予想以上にすいすいだった
    1人語りばかりだけど嫌みもなく等身大

  • 合わなかった。
    もうわかったのに何回も同じ説明を聞いている感じで、長すぎて疲れた。

  • くち下手ぽっちゃり優柔不断な真佐彦がトイレに監禁されたのは、彼女に二股がバレたから。
    個性的なんだけど、どこか共感しちゃうキャラクターばかり出てくる。

    愛はちょっとだけ、が一番好き。

  • 何度読んでも面白い。読むたび味が出る。主人公たちが愛おしいダメ人間ばかりで、それでもまえを向いて生きていく姿にいつも勇気づけられる。

  • 登場人物がみな、ちょっとずつイケてない。自分勝手だったりぼんやりだったり。でも現実にはそんなもんなんだよなあとも思う。
    「愛はちょっとだけ」の絵真と麻衣子のやり取りは面白かった。こんなふうに言いたいことを言い合ってしまっても、また繋がっていくことが本当にあるんだろうか、と思ってしまう。

    登場人物が少しずつ繋がっていく連作短編は、人生や人間をいろんな側面から見られるから面白い。
    「それでいいんだよ!」という力強い肯定ではなく、「まあしょうがないよね、そういうふうにしか生きられないんだから」という明るい諦観みたいなものがある。「それでいいんじゃない?」と、肩を叩いてくれてるみたいだ。

  • ある話の主人公が次の話の主人公になっていく連作小説だが、それぞれが悩みを抱えて右往左往しているだけのように感じられて、あまり面白いと思えなかった。

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