青空の休暇 (幻冬舎文庫)

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著者 : 辻仁成
  • 幻冬舎 (2006年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408302

青空の休暇 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 青春の末期。
    人生終わりに向かおうとする75歳。
    でも心は何も変わらずに歳を取るんだなぁと、あらためて感じました。
    後悔をしたくない…誰しも思うであろう気持ちに、一つの答えを貰ったような気がしました。
    認知症で壊れていく自分を見せたくないと思う小枝の気持ちも、真っ直ぐで素敵だなと思った。
    素敵な物語でした。

  • 2013.9.11
    おじいちゃんの気持ちに少しは近づけたかな。

  • 周作への愛が詰まった小枝の日記は
    愛くるしさと刹那さの両方が胸にささる。
    少し現実離れするシーンもあるが、
    ハワイでつながっていく人間関係の展開は
    とても心温まる作品となる。

  • 特攻隊として戦争を経験した70代の男性が主人公。
    妻に先立たれ、息子夫婦からは厄介者として扱われている。
    そんな主人公が戦友とハワイに旅行に行き、自分の人生の集大成をする。。そんなストリーです。
    「男のロマン」がテーマかな。
    感動する小説だけど、やはり男性が書いた小説だけあって
    女性からすると「ちょっとありえないな」と思う箇所がいくつも。。(笑)
    主人公の妻は夫のことを一途に愛していて、日記にも夫に対する愛が
    溢れていたけど、実際はそんな妻はめったにいないと思う。。
    男の理想かもしれない。

  • 読みながら、20歳の頃はまだ良さがわからなかっただろうな、と思ってしまいました。
    すれちがう男と女。
    また10年後に読んでみたいかな。

    広島育ちで子供の頃平和教育を受けてきたわたしは、
    戦争の話は読むだけで暗い気分になります。
    消化できないな…

  • 戦争を共に戦った戦友達がハワイに向かって、青春をもう一度取り戻そうとする。

  • ダイヤモンドヘッドに行ってみた

  • 「人生を諦めた時が青春の終わり」
    → 死ぬまで青春していたいね。。

    「戦争おいて本当の悪を見つけ出すのは難しい。正義と言う言葉をもっとも警戒しなければならない」
    → おっしゃる通り。正義って、言葉自体がうさんくさいと思う。。

  • 過去と現在の間を行き来しながら、未来志向の結末を迎えるのは、辻氏の作品によくあるパターン。陰鬱な幕開けから、弱々しくても一筋の希望の光が見えて、そこから先の物語は読者に委ねられる。
    気分よく気軽に読むには丁度よい作品だと思う。

  • 戦争をテーマにした物語。

    戦争が終わったあとも、その傷が癒えず生まれ変わろうとする日本や日本人に馴染めない、否、馴染もうとしない頑固者の主人公白河周作。

    その頑固さ故に、愛する妻、小枝が自殺してしまう。

    死後少しして、戦時にチームを組み、同じ爆撃機に乗っていた二人の戦友と再開し、盛り上がったままに三人で真珠湾へと向かうことになった。

    そこでは自殺してしまった妻にそっくりなガイドのケイトをはじめ、その母で日本人の佳代や、庄吉やウィリアムスなどの日系人たちと運命的な出会いをする。さらに当時三人が乗っていたものと同じ型の九七式三号艦上攻撃機とも奇跡的な出会いを果たした。
    庄吉と父親との願いでもあったその機体を飛ばすことを三人も実現させようとする…

    生前の日記の内容を随所に盛り込み、心の底に秘めていた小枝の想いと、今になってそれに気付いた周作の後悔とがありありと描かれている。

    戦争とその後の日本、愛や家族、日本とアメリカ、そして日系人たちの苦悩など。さまざまな思いが描かれた感動的な作品。

    夏前のこの時期に読むことができてよかった。

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