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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
潔いまでに完結した世界と感じました。起こることは自分の身に起きたと考えるとぞっとするようなめちゃくちゃなことなのに、その中に確かな光をみつけてしまう。
可もなく不可もなく、という作品。だけど、ところどころ好きな場面がある。お父さんが亡き妻にイルカの形の墓石を掘ってあげるところとか、ユリさんが死ぬ前に主人公が肩をもんであげる場面とか。。。奈良美智さんの絵が素敵です。
感想*タイトルと表紙で手に取る人、多いんじゃないでしょうか!お母さんが死んだところから始まるのが昨日読んだカミュの異邦人と同じでびっくり。「わたしの平凡な日常が変わった」と続く点で全く対照的なのだけれど。。たったの80ページで生と死を曼荼羅や遺跡を通してさらりとあたたかく描くばななさん。
どこか懐かしい変わらない場所で、安心して変わりゆくものに涙できる幸せ。
結構大変な展開に。でもゆっくり時間が流れていく様な感じ。 でもあっという間に読める。ほっとする、現実から少し離れるような、でも、ありえそうな・・・ちょっと感動作。
こういうことが現実世界で起こると大変であろうに、ものすごく穏やかな世界が広がってる。悟りとか慈しみのようなもので満たされてる。吉本ばななさん独特の、現実から少し浮いた世界の話。奈良さんの絵好き!
「真の幸福とはなんだろうか」
――好きな人がいつまでも、死なないで、いつまでも今日が
続いていてほしいって、そう思ったのよ――
結婚して、家庭をつくって、子どもを育てて。
そういうことだけが幸せなんじゃないんだよな。
宇宙の中心とまで言わせてしまう
ユリさん、素敵だなー。
モガだ、もが。
自分のやりたいことを
これがやりたいことなんだー!
ってできること、とっても難しいけど、かっこいい。
表紙とタイトルに惹かれて。
さらりと読み終わってしまう。
しばらく読み返せなくなる。
重いわけじゃないのに、しばらく、
間を置きたくなる。
アルゼンチンババア。
素敵な人だと思います。
こんなババアになりたいです。
古くて臭くて汚い建物に、同化したかのような風貌のアルゼンチンババア。
それであるはずの彼女に感じたのは、かわいらしさと透明感。
サラリとした文章とストーリーで、みつこが「胸がさけるような痛み」を味わったことなど忘れそうになりました。
奈良さんの挿絵が生きていて、分量的にも絵本に近い感覚の一冊。
この人が宇宙の中心だと思えるような、そんな恋がしたい。吉本ばななの作品を恋愛小説だと言うのは抵抗がある。しかし彼女の作品は恋をしたい気分にさせる力がある。
なにか暖かくてやさしい雰囲気だけは感じ取れた。
人が死ぬ、生きるということについてとても柔らかく捉えている。
今までこの世にいなかった人が縁あってこの世にやってきて、自分を好きになってくれた、それだけでもう胸がいっぱいだ。p76
初のよしもとばなな。淡々とした中にキラキラ光る感じがいいなぁと。主人公のみつこがすごく共感できるというか好きというか。

言葉にならない感情がある。
それを、この本を読み真っ先に思った。
アルゼンチンハウスでみつこが
亡くなった母との幼少期を回想するシーンは
特に印象的だった。
大好きだった、あの日。
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