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- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344408937
感想・レビュー・書評
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詩織さんの作品は、いつもながら
ワクワクするストーリーの展開と
まるで映像を観ているような
錯覚に陥る描写が素晴らしいです!
(*^^*)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女流官能小説家が最近は多く見られる。
そこでためしに一冊トライしてみる。
収められていたのは、
双子の妹
陵辱の果てに
先生と私
の三篇。
双子の妹では、悲惨な過去から二重人格となった主人公が、いつの間にかオリジナルを否定して、二人目が表に出てくるという、ストーリーを官能仕立てで、ミステリアスに描く。
陵辱の果てでは、監禁されたお嬢様が次第に、現実と向き合い、心の奥にあった優等生ではない自分に気がつくというもの。
そして先生と私では、憧れの先生の不治の病を持つ奥さんを愛し、奥さんの言うがままに、先生の写真のモデルになりながら、自分を通して奥さんの願望を叶えていく
というようなストーリー。
最初の二篇は、一種狂気のような世界を表現を変えて記したような作品。最後の一篇は、ロマンチックな世界が描かれているようだが、どれもミステリー感覚の作品。
女流も男流(?)も官能小説には変わりなしか?
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