双子の妹 (幻冬舎アウトロー文庫 O 76-2)

著者 :
  • 幻冬舎
3.20
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408937

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 詩織さんの作品は、いつもながら
    ワクワクするストーリーの展開と
    まるで映像を観ているような
    錯覚に陥る描写が素晴らしいです!
    (*^^*)

  • 女流官能小説家が最近は多く見られる。
    そこでためしに一冊トライしてみる。
    収められていたのは、
    双子の妹
    陵辱の果てに
    先生と私
    の三篇。
    双子の妹では、悲惨な過去から二重人格となった主人公が、いつの間にかオリジナルを否定して、二人目が表に出てくるという、ストーリーを官能仕立てで、ミステリアスに描く。
    陵辱の果てでは、監禁されたお嬢様が次第に、現実と向き合い、心の奥にあった優等生ではない自分に気がつくというもの。
    そして先生と私では、憧れの先生の不治の病を持つ奥さんを愛し、奥さんの言うがままに、先生の写真のモデルになりながら、自分を通して奥さんの願望を叶えていく
    というようなストーリー。
    最初の二篇は、一種狂気のような世界を表現を変えて記したような作品。最後の一篇は、ロマンチックな世界が描かれているようだが、どれもミステリー感覚の作品。
    女流も男流(?)も官能小説には変わりなしか?

全2件中 1 - 2件を表示

松崎詩織の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×