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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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・・・みんな、言いだしっぺも、自己責任も嫌だもん。今くらい、誰かにひれ伏したい、隷属したいって思ってる時代、ないんじゃないかしら。
― 322ページ -
「さあ、なんだろね。別の世界のキノコとかトカゲとかそういうものじゃないかな。少なくとも、あたしたちなんかどうでもいいんだよ。あたしたちは神様の気を引こうとして、自傷行為を繰り返してるんだけど、神様、本当にあたしたちが死のうが生きようがどうでもいいから、放っておいてる。今でも、死ぬ死ぬって言ってても、死ななかったし、うるさいからもう勝手に死ねばって思ってるかも」
― 187ページ -
憎しみや悲しみのやり場がないと自分を納得させられない。自分の中で言葉にできない。結局どうするかというと自分を責める。
― 199ページ
みんなの感想・レビュー・書評
この作品で恩田陸という作家を知り、その後 色々と他の作品にも手をつけている。作品によって良し悪し、好み等が分かれる傾向は強いけれども、好きな作家さんの1人となったのはこの作品がきっかけ。
言ってしまえば「理由(宮部みゆき)」と似た部分がある。でも、独特の語り口で予想もしない方向へ進んでいく断片的な挿話がてんこ盛りで、飽きさせずに最後まで一気読みしてしまうその“力量”にめっちゃ惹かれる♪
現実に自分チのすぐ近所で今日にも明日にも起こりそうな事件をきっかけに、居合わせた人、目撃者、関係者とかに対する質疑応答をそのまま文章にしているところはドラマを観ているかのよう。真相追求、原因究明、責任の有無、陰謀説等々… 色々な側面が次々と浮かび上がるのが非常に面白い。好き嫌いが分かれるだろうな~と思いつつ、自分はハマりました♪
【ネタバレ含】なんというか…なんともモヤっとする読了感…。
ストーリーというより、会話って個人個人の主観だけで進行していくから怖い。
1対話1対話終わるごとになんだかゾゾっとしてしまったよ。
中でも消防士さんのお話が一番ヤな感じ。
(不快とか嫌いとはまた違う)
自分のものにならないなら殺してしまうっていう
男性的な考え方がヤな感じでした。
恩田陸、久々に読んでみたけど
やっぱりあんまり好きではないかもしれないなぁ;
事件・事故の被害者目線だとノンフィクションの村上春樹の
「アンダーグラウンド」の方が読み応えがある。
ただ、フィクションならではの登場人物という部分で
まぁ、読めたかな。
都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できず―多数の被害者、目撃者が招喚されるが、ことごとく食い違う証言。防犯ビデオに写っていたのは何か?異臭は?ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女の存在は?そもそも、本当に事故なのか?Q&Aだけで進行する著者の真骨頂。
会話形式のみで進むストーリー。そこで語られるのはとあるショッピングセンターで起きた、事故とも事件ともつかない出来事。
パニックに陥った人々の誰に聞いても、その原因がわからないという。いったい何が起きていたのか。
ラストが……ラストがなあ、非常に残念。途中まではめちゃくちゃ面白いだけに残念。「20世紀少年」と同じような読後感だった。
本作ですが、ミステリーといってもいいし、サスペンスホラーといってもいいでしょう。読んでいると、現実の世界で起きた事件をいくつも組み合わせたと思わせるプロットに時々ぞっとします。
ちょっと凝っていて変わった物語を読んでみたいという方におすすめします。
ネタバレは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120412/1334197818
初めての恩田陸。会話で物語が進むというのは新鮮だった。筆者の腕の良さを感じることはできたが結末は粗末なものであった。次の作品に期待したい。
会話形式で進んでいく小説です.
インタビューが進むとともに、じわじわと事件の真相が明らかになっていく.その続きが知りたくて、一気読みしました.
事件そのものも恐いけど、隠れた人間の素顔も恐ろしい.
一気読みでした。
事故(事件?)は、すごく怖かったです。地元に大型ショッピングモールがあるもので、なんだかすごくリアルに感じました。パニックって恐ろしい。
結局、真相は分からず。なんとももやもやとした感じですが、これが恩田陸なんだなと思います。
恥ずかしながら、初恩田陸。
恩田陸ファンの子に「初でこれはなかなか読みにくいです!」
と言われた通り、最初は読みにくかったけど、
読みごたえはありました。
後味が悪かった。
設定に工夫を凝らした意欲作なのかな?でもあまり効果はなかったような気がする。
人間の心理って怖い。
Twitterとかfacebookなどのソーシャルネットワークが発達しているこの現代。
情報は日々得ないといけないが、良質なものか正しいのかなど、取捨選択は個々に委ねられる。
センスを研かないと。
恩田陸の本って、何を読んでも、殆んど内容を覚えていないんだけど、これだけはくっきりはっきり頭に残っている。
普段こういったジャンルは読まないのですが、本の交換会でいただいたので読みました。
ある事件の関係者、それぞれの視点から、話が書かれています。
僕が考えたのは、どんな出来事も、誰一人として同じ視点で物事
を見ている人間は居ないということ。
どんな事件でも、人は様々な立場から解釈し、
また独自の着眼点を持っています。
ついつい自己中心的に物事を解釈してしまいがちな人間ですが
そのことを戒めている小説のように感じました。
すべて質疑応答で
話が進められています。
いろんな人の会話だけで
事件の内容が
上手く説明されていて
それに結びつく
小さな事件も浮き彫りに
なっていくかんじが
よかったです。
いったいどう展開するんだろうと期待しながら読んでいきましたが読者にお任せ的な話は自分は苦手です。
怖い…
結局何だか分からない事件の真相。
全て会話で文章が書かれているので色々考えてしまいます。
得体の知れぬ怖さがジワジワと読めば読むほど沸いてくる。
こう言うジワジワ系の方が後をひきます。
各章が、ある2人の人物による会話劇、という構成。前半の「ある組織によるインタビュー」で、何が起こったのか少しずつ浮かび上がる、という部分はかなり面白かった。中盤以降、個々の話はそれなりに面白いのだが、全体としてのまとまりに少し欠けた感じ。最後の話も嫌いではないが、ここにきてSF要素が入ってくるのはどうかなあ。
全編が会話文のみで構成された実験的とも言える小説。ショートショートや短編なんかではありそうな工夫だけれども、文庫にして374ページがそんなふうに書かれていると、それだけでなかなかのインパクトがある! 発売当初から読みたい読みたいと思っていて、文庫版が出たら買おうと思っていたわけですが、とっくの昔に文庫版が出ていたみたいです。4年も無駄に悶々とした期間を過ごしてしまいました。あ、2011年ももう終... 続きを読む »

とにかく、謎だと思った。





