Q&A (幻冬舎文庫)

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著者 : 恩田陸
  • 幻冬舎 (2007年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409361

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Q&A (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 商業施設で、おき得ない環境で起きてしまった事故。関係者のひとの聞き取りで、事故の輪郭が明らかになっていく。それは、更に恐怖を増長していく。得体の知れない恐怖の前にはひとは無力であると思う。

    恐怖が恐怖を増幅する、久しぶりに怖い小説。

  • 1つ1つの問いかけ、回答から物語の全容を明らかにしていく手法は私の好むところであり、ページをめくる手が止まらなかった。

    終わり方はなんとなく他人事で、あっと驚くようなこともなく淡々と済んでしまった。

    目的ではなく手法にこだわった物語のように感じる。
    文系向けの本。

  • 藪の中、って読んだことないんだけど似たような話なんだろうか。一つの事件を多人数の視点から見るって点では似てるんだろうとは思うけど。
    事件の真相、というか思わせぶりな伏線は色々あるんだけど主題はそこではなく、事件を語る人たちの考えや生き方にあるように思えた。

  • いくつかのQ&Aが絡み合っていて面白かったけど,事件の真相をもっとはっきりさせてほしかった。

  • 全編Q&Aで進んでいく作品。
    結末が予想の範囲を脱しきれなかったのが残念。

  • とあるスーパーで起こった集団パニック事件、
    大量の死者を出しながらもその原因がつかめていない。
    この本は事件に関わった関係者に質問をするまさに
    Q&Aの形式で進んでいく。

    当事者、警備員、事故調査員、消防など、その時に
    起こった事実を多角的に浮き彫りにすることで真相に
    たどり着く。

    ……と、思っていた。

    ネタバレではないが、この本の方向としては事件を
    きっかけに何が起こったのか、何が変化したのか、
    そういうことに主題を置いた作品だった。
    つまり人が死ぬけどミステリとはちょっと違う感じ。

    俺はあんまり合わなかったなぁという気持ちだけど、
    恩田さん文章は至極読みやすいのでストレスと
    言うのは全然無かった。
    上手く言えないが単に好みの流れじゃなかったと
    いうだけで、パニック事件の群像ルポ……と
    捉えればとても面白いのでそういうのが好きな人は是非。

  • 2016/06/30久しぶりに再読。

    最初読んだ時、
    怖い怖い!なんて怖い本を読んでしまったのか!
    と思った。

    何回読んでもやっぱり怖い。
    事件そのものも、
    人というのは、思いもよらない面を持ち合わせているものだと思わせるところも。

    ここで質問してる人がここで答えているとか、
    そういう解説も読んでみたくはある。

  • 気持ち悪いし、読後感も最悪だけど、引き込まれる。

  • 話が進むにしたがって、この方向性はどうなんだろうかと、クエッションを持ちながら読み進んだ。作者もどう収束させようか悩んだのではないだろうか。

    村上春樹の「アンダーグランド」が下敷きになっているのだろうが、ノンフィクション仕立てにした恩田睦の狙いが当たっているかどうかは微妙だろう。

    ただそれなりに面白く一気読みでした。

  • あるショッピングモール的な商業施設で死者69名、負傷者116名を出す大惨事が起こったのですが、事故の原因が特定できず、なぜこんな悲劇が起こったのかがわからないという謎の始まり方をします。
    そして、この物語の特徴は、すべて誰かと誰かの質疑応答?問いかけとその答えという形ですすんでいくところです。
    事故にいろんな形で関わった人物のQ&Aを読んでいくにつれ、徐々にあの日何があったかの形がぼんやりと見えてくるのですが、なかなか核心には辿り着かず、そのもどかしさがたまらなく緊迫とドキドキをもたらして、どんどん引き込まれて読んでいきました、途中までは。
    本当に、途中までは、これはすごい本に出会えたなと思いました。
    ただ、後半部分、なんだかちょっと消化不良気味になってしまって、まぁそれでもなかなか面白かったし、ゾっとすること、衝撃を受けることなどあって楽しめたんですが、あと一歩という感じでした。
    とは言っても、途中まであんなに夢中で読めたので十分面白かったです。

  • 大切な人に「一番好きな作家さんは恩田陸」と言うと「僕はこれが好き」と勧められたので読んでみた。
    相変わらず多い登場人物を書き分ける天才。また生ぬるい、気持ち悪い読了感は『私と踊って』収録の『少女曼荼羅』に似ていた。
    少しずつ話の矛先がズレていくのに違和感を感じつつもずるずるとその方向に引きずられるのが止まらない。
    今まで読んできた作品とは形態が違えど、設定説明なしに読み手に有無を言わせず引っ張り込まれる感覚はやっぱりこの人ならでは。楽しかった。

  • 不気味なお話でした。真相はわからないまま終わってしまいましたが、それがまた不気味でした。

  • 三原ちゃんに借りた本。
    質問と回答だけで本が成り立っているから、読みやすかった。
    住宅街に出来た大型ショッピングセンター通称M。
    そこで大人数が一斉に逃げ出して多くの

  • Q&Aだけで事件?事故?の真相がわかる、文章力の上手さが際立つ作品みたいなのを期待して読んだら結局真相はわからないし、予想もしない暗い方向へ話が進んでくしで、こーいうの求めてたわけではないんだけどなーという消化不良感。

  • とても面白かったけど怖くなった。謎も残ったような解決したような、もやもやっとした読後感でした。どれが真実でどれが嘘?みたいな掛け合いが人間の裏の顔を彷彿とさせていて妙にリアルです。

  • 予備知識なしに読み始めました。次第に事のあらましが見えてきました。でも、この先はどうなるのか?常にそう考えながら読み進んでます。

  • 集団心理 恐怖 謎

  • 変に謎解きせず不気味なまま終わるのがいい感じ。
    インタビューのような形式と、それが時折崩れて質問側の人間味が見えるのも不気味さの演出に一役買っている。

  • 最初の方面白かったけどなー。
    宗教の方にオチを付けてしまったのかーっていう。
    まあ、何にでもきちんとした終わりとかオチを付ける必要もないんだけど、質問者が誰なのかとか、そういう謎解きもあるのかと思ってしまったので、正直自分の中で意外すぎる終わり方になってしまったという感じ。

  • 質問と、答え(会話) で全ページが書かれていてとても斬新な、小説。ある大型デパートで起こった事故?事件? 関係者達が語る内容や言葉を通して、考え方だったり共感できる場面もたくさん有って読んで良かった。恩田陸さんが、こういうことを言いたかった(伝えたかった)のかな?と、勝手に受け止めながら読みました。所々、ゾクゾクっと来るような節も有って気持ちの触れ幅が大きくなる物語でした。

  • 物語の展開が変わってると思った。読み進めるうちに人間の怖さも見えてきて、一章節ごと読み終える度に背筋がひやっとする感じがした。なんだかきもちはスッキリしないんだけど、続きが気になってどんどん読み進めてしまう中毒性がある作品。

  • 読み進める上での話の展開は面白いナリ。
    話の終わらせ方は、個人的には中途半端かなぁと、個人的には感じたナリ。

  • 構成が新鮮やった気がする

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