し (幻冬舎文庫)

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著者 : 原田宗典
  • 幻冬舎 (2008年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410916

し (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 10年来好きな作家さんで、事件以来久しぶりに手にとって見た。本書を書いていた当時は躁鬱などで悩んでいらっしゃったらしく、昔読んだ時のぶっ飛んだような面白さはなかった。まあ、これはこれで好きなのだけれど。

    以下、良い文
    祠 132ページ
    志賀直哉 リズム
    すぐれた人間の仕事−する事、言う事、書く事、何でもいいが、それに触れるのは実に愉快なものだ。〜〜

  • 死の章での子が父を思う気持ち、人が人の生をこんなにも執着するのかと感動した。その様子が人間臭くて愛おしいと思った。きっと嫌な予感がするというのは無意識に人の生を天にすがっているのだと思う。死ぬこと自体を否定したいという気持ち、そういう風にこの人が死んだら絶対に嫌だって思い合えるってなかなかないんじゃないかな。

  • ものすごく久しぶりに読んだ原田宗典。
    (どうしても、ムネモミアラーダっていうのが浮かんでくる)


    何冊も続けて読んでると若干飽きてくる感があるけど、久々に読んだらおもしろかったー。


    「し」

    『「あ」から順に、平仮名一文字に幾つの漢字が相当しているのかを数えていった。その結果、一番多いのはやはり「し」で、二百九十七。・・・』
    ということで、「し」にまつわる文章。

    『子、師、詩、歯、死、誌。。。。。』


    くすくすと笑ったり、だーだーと涙が出たりしながら、あっというまに読みました。

  • 「し」という一文字に何を想像されるだろうか。

    子・師・詩・歯・死・誌・姿・刺・使・嗜・仕・氏・試・覗・・・。

    俺が一番に頭に浮かんだ文字は、ズバリ「死」だったのです(泣)

    あらゆる観点から様々な「し」に迫り、筆者自身のエピソードを踏まえ解釈をおこなう一冊。

    この本を一文字で例えるなら、言葉を自由に操る「使」であると思う。

  • 師、詩、死、歯…等いろいろな「し」をテーマにしたエッセイ集。

    爆笑要素は少ないけど、
    漢字の持つ深い意味なんかも知れちゃったりして

    意外と深い!

    特に「死」には考えさせられるものがありました。

    もっと他の「し」も見てみたい☆

  • 『し』、というひらがなをタイトルにした本書を一目見て、『死』を連想してしまいますが、内容は、この一文字をテーマにさまざまな分野の『し』についてのエッセイ集でした。文章が気軽で読みやすいです。

  • この大胆な装丁にまず惹かれ、
    タイトルの由来に感嘆し、
    軽かったり深かったりする内容に、満足至極。

  • 歯は使わなきゃダメ。歯はね、使えば使うほど上部になっていくんだから。命も同じよ。と言われているかのように私は感じた。あなた何を生き惜しんでいるの?もっと命を使っていきなさい。そう言われたかのように思われたのだ。
    暗いということが、イコール格好悪いことになってしまったのは、私の記憶によれば、1980年代初頭、世がお笑いブームに石鹸されたあたりから。あの頃はバブル到来を前に日本全体がなんとなく浮足立って、軽い躁状態に陥っていたのではあるまいか。
    わからないことが分かるのは、人生においても、文学においても重要なポイントである。何しろ、わかるもわからないもないようになってしまっては、その時点で興味は失われ、わかろうとするところに生じるエネルギーもわいてこなくなる。わからないこそ、面白いのだ、などとやや負け惜しみじみたことを考えながら、なんとか文学にしがみついている。

  • 原田さんのエッセイは学生の頃から好き。
    文庫化されてるものは大体購入してる。
    全部載せるのはめんどいのでこれだけ載っけておく。


  • たくさんの「し」にまつわるエッセイ。
    誌、死、詩、師、使、歯…。

    その音をもつ漢字についての知識もちょっとつく。

    著者のお父さんの闘病にまつわる「死」
    いい感じのおばあちゃん先生のでてくる「歯」

    がっつり面白いわけじゃないのに、声に出して笑ってしまった。

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