クレイジ-ヘヴン (幻冬舎文庫 か 16-4)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 861
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411074

感想・レビュー・書評

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  • どこに向かって行くのか最後まで私はわかりませんでした。

  • 田舎から出てきた圭子には才能もなくヤクザの囲い美人局になるしかなく、言われるままの苦しい生活を強いられた。 現実、人間、誰も苦労なしでより良い生活ができるはずがなく、他人頼りの生活をするしか選択がないもの頷ける。人は生まれつき何かの才能がある、ただそれを見出せないだけだと悟ることだ。慢性生活からの脱却は自分次第。

  • 先日読了。

    読みやすいけど、読まなくてもいいやって感じ。
    快感に浸りたいだけやん。
    そんなにいいならおれも使ってみたいさ。

    うそうそ。

  • 普段読まないジャンルだったが、「おススメはしない」と勧められた本。 そもそも初っ端からドギツイ描写で始まるが、全編にわたってSEX、暴力、またSEX。そんな本。 自分とは全く違う世界で主人公への共感度は0%。小説のラストは明るい感じもするが、その先は破滅に向かう気しかしない。

  • 43冊目(10-3)

  • たまたま手に取った一冊。

    読み終わったときの自分の心境としては、「人生どうにでもなるな」という感じです。

    なぜそう思ったのかも分かりませんが。

  • 本屋で本を漁ってて、垣根涼介はかなり好きな部類に入るので、その著者なら面白いだろうとなにげに買ってしまった本。
    これが問題の二度買いになってしまった。

    興奮するとちょっと度が過ぎる普通のサラリーマンが、美人局やってる女と一緒に、そのチンピラを殺しちゃう、ちょっとだけハードボイルドタッチなサスペンス。
    垣根涼介なら、「ワイルドソウル」や「君たちに明日はない」ほうが絶対面白いし、それらに比べるとこっちは手抜き感を感じる。
    性描写が多いので、それを期待する人にはどうぞ。
    けど、普通じゃないです。
    題名の「クレイジーヘブン」というのは コカインを水溶液で薄めた催淫剤の事で粘膜に塗って楽しむもの。
    その辺の描写が18禁になるかなぁ。

    読み進めていて、あれ?これ何かとストーリーが似てるな?と思うものの、すぐには「これもう読んだじゃん!」と気がつかない程、前回の記憶がない程度の本です。

    二度買い問題。
    レコード、CDもそうだけど、文庫本、単行本も表紙やジャケットは同じデザインにして欲しいね。

  • 描写が過激。
    その上全体的には暴力的で、どうしようもなく救われない話になっている。筈なのだが、最後までサクサク読める上に印象が悪くならないのは流石だな、と思う。

  • 2008.6.16
    ずっと馳星周の本やと思ってた。
    やっぱり内容というか物語の雰囲気似てるよね。
    売春婦まがいの女とサラリーマンの男が知り合い、暴力団の男を殺してしまって2人で生活すていくみたいな...。内容が薄かった感じですぐ読めた。

  • フレームがある。枠がある。
    それを抜けていこうとするクレイジーな話。
    描写はドロドロ。グロい。でも、一気に読んでしまう。

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著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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