パンドラ〈下〉 (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎 (2008年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411548

パンドラ〈下〉 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 人類悲願の癌特効薬『パンドラ』。
    その新薬を巡って、様々な人間の欲がうごめくストーリー。

    これまで存在しなかった何かを生み出す時
    必ず何かしらの痛みを伴うもので
    癌患者にとって、待ち望んだ特効薬にもかかわらず
    その薬が例えば手術をする外科医にとっては
    また、医療制度にとって、必ずしも100%喜べることではないということ。

    光があれば、必ず影が存在し
    影になりたくないモノが抵抗すれば
    必然的に戦いが発生してしまう。
    実際、影の強い力によって
    表舞台に出ることなく葬られてしまった
    たくさんの発明があったのではないだろうか・・・
    そう考えずにはいられません。


    『パンドラの箱』

    決して開けてはならない禁断の箱を
    パンドラという一人の少女が開けてしまったため
    この世にはありとあらゆる災難・苦悩が飛び出してしまった。
    パンドラは、箱を開けてしまったことを悔いて
    慌ててその箱を閉めたという。
    しかし、一つを覗いては全ての災いは飛び去った後だった。
    最後に箱の中に残った一つは
    希望だったという説もあれば、絶望だったという説もあるという。


    私は・・・

    希望だったと思いたい。


    これまで読んでいたミステリーとは
    また違った雰囲気の作品で
    ドラマのノベライズだからなのか
    長編ミステリー小説としては、少々物足りなさを感じてしまいました。
    ノベライズの相田冬二さんに今後注目してみたいです。

  • 職場の子がとても面白いからと言って貸してくれた。
    もともとはドラマが先にあって、そのノベライズ版らしい。

    そう言われて読むと、たしかにドラマっぽい展開。
    文章も台詞が多用されていて、ドラマっぽい書き方。

    癌の治療薬を巡って、研究者と患者と大学と政治家と警察とマスコミとが錯綜する話。

    すらすら読めて、まさに娯楽作品な感じだった。

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