下北サンデーズ (幻冬舎文庫 い 32-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1590
感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411630

感想・レビュー・書評

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  • 共感するところと
    出来ないところがあったけど
    生々しい本だった。
    まさしく20〜35歳くらいまでの
    芝居を中心に生きてきた人そのものの物語

    目線は芝居生活(舞台女優)に憧れをもつ
    女性の視点で描かれている

    しかし、そこから映る景色や匂いは
    都会と地方で環境などは多少違えど
    悩みや喜びの根底は一緒だった。

    忘れていた初舞台や思い出ある舞台を
    思い出した。
    経験者やこれから芝居の門を叩く人には
    面白い話だと思う。

    ただしリアルではないのでそこは注意が必要(笑)

  • 劇団のサクセスストーリー。面白かったけど、ちょっと話が上手く行き過ぎかな。劇団を舞台にした小説なら有川浩の「シアター」「シアター2」の方が面白いと思う。

  • 石田衣良さんの本は面白くてスラスラ読めるけど、これもなんか続きが気になってスラスラスラーって読めた!
    いわゆるサクセスストーリー!ドラマ化されてるって後で知ったけど、納得の面白さ。
    下北の小劇団が成り上がって行くストーリー。人間味も感じられて面白い。
    サクッと面白い本を読みたい人にオススメ!

  • 安心して読めて、スカッとするお話。
    有川浩のシアター!好きな方にオススメ。

  • 残念ながらドラマの方がおもしろい。

  • 先輩に借りた本だったので、あまり手に取らないような話だったが、面白かった。

  • 演劇の街の下北を舞台にした小劇団のお話。ヒロインの設定に若干無理を感じるが、楽しく読めました。

  • 池袋ウエストゲートパークが好きで読んでいたが昨年ついに終了しちゃったのでこの人の作品を読む機会が無くなっちゃた。。。

    でもなんとなく読みたくなったので少し古い作品ではあるが安かったので手にとって見た。

    この作品は小劇団がある少女の加入により有名劇団へと駆け上がって行く話である。

    物語としてはサクセスストーリーだったので楽しくは読むことができた。が気持ちとしては劇団ってそんなに簡単じゃないよ、もっと悲惨な部分もあるよってところ覗いて見たかったなと思う。


    IWPGの時もあった時折描かれる世情感と世の中の流れの独特な言い回し、この作品の中にも少しありました。

    この作者のこういう描き方が凄く刹那で好きだ。

  • 最後1ページの疾走感に思わず鳥肌が立った。

  • なんと、積読してあるのを忘れて二冊も買ってしまった。
    中盤までは凄く面白い。ラストはいまいち。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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