下北サンデーズ (幻冬舎文庫 い 32-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1591
感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411630

感想・レビュー・書評

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  • 軽い。

    こんなにうまいこといくわけないと思うけど
    小説の中だからこれでもありかな。

  • 期待したほどではなかった。
    他の劇団の名前がそれっぽくてウマイと思ったり、
    下北、楽しそうだな、と思ったり、
    それくらい…。
    ストーリーも、こんなにさらっとされて
    しまうとなぁ…と思った。

  • あー青春やな。好きなことに没頭するって素晴らしいと思う。好きなことすら見つからないひともたくさんいるし。いつどんなきっかけで好きなことが見つかるかわからんけど、好きやなって思ったら、誰にも負けんくらいがんばって、はまってやる!

  • 石田衣良の文章はやわらかくて、あたたかい。それでいて感情を揺さぶってくる。ちょっとした表現だけで、自然と涙を誘う。 下北が舞台。弱小劇団に参加した主人公がスターになっていく話。 初めに触れた世界と今いる現実のギャップ。本当に立ちたいのはどっちの世界だ。

  • 登場人物たちが
    とにかく元気!

  • 2012年11月

  • 芝居の(多少なりとも)精通している自分としては、アルアルネタ満載で大変に興味を引かれる小説でした。映像に詳しくないので、これも映像化されてたのか・・・と読み終わって知りました。

    下北に劇団は数えきれない程あり、成功していく劇団、消えゆく劇団のエピソードも星の数ほどあるんだろうと思います。青春の1ページのような浮世離れしている劇団内の世界。普段は家族の様で、公演が決まると部活の様に、時には体育会系のノリで・・・。ちょっと複雑で珍妙な人間関係、恋愛や欲望が行きつく果ての不思議な絆・・・。

    劇団としてはデイリーな小説だけど、この世界に足を踏み入れていない人が読んだらもしかして劇的なのかもしれないな~と読み手の事まで余計な心配をしながらの読了。

    ド素人で劇団に入り、たった7ヶ月でメジャーデビューの階段を駆け上がった新人女優が、最後にオートクチュールのドレスを脱ぎ捨て、千秋楽のジャージの似合う劇団に戻っていくところは芸プロ的には現実的ではないけれど、最高の盛り上がりでドラマティックでした。

    あとはご想像で・・・といった感じの投げ終わりも良かったです。

  • 劇団の中でもっとゴタゴタした話があっても良かったかも。もう少しドキドキしたかったかな。でも、読後感よし。

  • 活気がなくなった弱小劇団に現れた救世主ゆいかが劇団をいい方向に引っ張っていく。
    いままで無縁だった不思議な世界に入り込んだゆいか、戸惑いながらも大学では学べないたくさんのことを学んでいく、読みやすいお話です。
    劇団の愉快で不思議な仲間のお話も、とても気になります‼(*^^*)

  • 貧乏劇団の物語。少女が演劇の世界にのめり込んでいく。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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