ララピポ (幻冬舎文庫)

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著者 : 奥田英朗
  • 幻冬舎 (2008年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411661

ララピポ (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • a lot of people , ララピポ
    小百合のドライさと微かな優しさと(小百合だけじゃなく登場してきた底辺各位の)諦観が好きでした

  • どうしようもない人間たちが主人公で、それぞれ少しずつ関係しあって、ストーリーがつながっている短編集。セックスの描写が多くて、結構いつもは苦手なんだけど、ストーリーの面白さが乗り越えさせてくれた。まあ、救いもカタルシスもなにもない小説ではあるんだけど、ただ、駄目な人間の駄目なところって、どんな人間でも自分の中にちょっとずつ同じような駄目さを持ってるもので、だから、なんか馬鹿にはできないというか、なんでもないって知らん顔はさせてくれないというか。そんな小説。そういうところが奥田さんの上手いところだと思う。

  • なんだかやっぱり、一が困って行く状況とか
    どんどん混乱して行く話は、苦手ですが…
    とにかく出て来る人々が、なんだかカオス…

    「ララピポ」ってなんだろって思って
    なんとか最後まで読みました。
    ははー、なるほどねー。と。
    人間社会の猥雑さはそこから来るのか。

    うーん。

  • こういう連作短篇集好きやわー

  • 短編集の要素もありなが、全てが繋がっているというストーリー展開。それぞれの登場人物が曲者で1つ1つの物語も面白い。

  • ララピポとは、a lot of peopleを日本の耳で聞いた音。
    その言葉のごとく、本当に喧騒にまぎれたalotofpeople、variety of peopleのことを書き綴った小説(?!)。
    基本、私は官能小説を読んでいるのだろうか?!ぐらいに性的描写多数で、一体どうしようかと思った。
    精神がどんどんねじれて言っちゃう人々の話で、ほんとどうしようかと思った!!
    苦しかった!!!

  • センテンスごとに主人公が変わっていく短編小説風の連続小説。

    引きこもりのライター、キャバクラのスカウトマン、カラオケ屋の店員、AV女優になった主婦、官能小説の作家、官能小説を文字お越しする女。

    渋谷周辺の東京が舞台で、誰かとだれかが知り合いで絡まりながら話が進んでいく。

    少し前の話だと思うけれど世相をデフォルメさせて書かれた小説という感じ。

    映画化もされていいるので少し期待していたのだけれどもイマイチだった。

    その頃の風俗や文化が書かれているという点以外、特筆する点がない。

    対義的な表現として書かれているのかなとも思ったけれどそうでもなさそうだし。

    う~ん。

    奥田英郎の作品も映画化・ドラマ化されているものが多い。

    ということは、本屋でも目に付く場所に置いてあったり書評で取り上げられていることも多い。

    気になる本というのが本屋で見かけたか、書評を読んでということが多いので当然この人のものも目につきやすく読んでみることになる。

    ドラマはイマイチだったけど小説は良かった、精神科医・伊良部先生シリーズは面白かった。

  • 2016.8/25〜27。さすが奥田さん、面白い。物語に関わってきた人物が次の話では主人公になり…と話が繋がる連作短編。性に貪欲であったり、しがみついたり流されたりと、どうしようもないリアルにいそうな人たちが登場する。ライトなウシジマくんのよう。

  • 救いがない、底辺の人々の話。

  • 「a lot of peaple」を描いた短編集。
    欲にまみれた人たちの澱んだ生活が描かれている中で、たまに共感できるような言葉やシーンがみられて面白かった。

  • 【図書館本】いやーさっすが奥田さん。あっさり読める。6話からなる短編集。それぞれの主人公が見事にリレー形式で繋がっていくのが見事。主人公も売れないフリーランスの作家→キャバクラ(AV)のスカウトマン→スカウトされたAV女優、、、、脳みそリラックスするのに持ってこいの本ですね(笑)内容的には、三話目の主婦の話が一番きつかった(^-^;

  • 本当にいそうな底辺に属する“a lot of people”たち。軽いタッチで読みやすく、息抜きで読むのにピッタリです。内容にのめり込みすぎると現実もいい加減に考えてしまいそうになります(笑)
    最後の章でみんな生きているのが解り少しホッとしました。
    各章が微妙に繋がっていて短編ではあるがキャラ立ちしているのもよいです。
    加えて表紙も内容に則していていい感じ。

  • 性に対して従順な人たちをやさしく包み込んでいる。著者は相当リサーチしたと思わせるくらい事情通。「a lot of immodesty people」の快楽と破滅が表裏一体となった転落人生も面白い。
    WHAT A FOOL BELIEVES…自尊心が高く周囲を見下すのだが、残念ながら逆に見下されている。
    GIVE UP,STAND UP…評価はこの章。嘘で塗り固めていた自分の本心を覗いてしまい歯車が狂う。
    LIGHT MY FIRE…血は争えないという言葉を地で行く母と娘。ネバネバした劣情は人一倍あるのに生(と清潔)への執着は人並み以下。
    GIMMIE SHELTER…お人好しで周りの目ばかりを気にするのに、背後から迫る人の目に意表を突かれる。
    I SHALL BE RELEASED…身の程知らずのおっさんが決死の覚悟で飛び降りた後の展開に爆笑。
    GOOD VIBRATIONS…自分が殺されようという時に、来世は美人に生まれたいと考えるくらいの図々しさと余裕。

  • 驚くほど下衆くて救いがない人々の話。
    登場人物全員ほんとに品がない。読んでていい気分にはならないけど、こんな人々って案外いっぱいいて、日本の社会のいろんなおかしさが、こういう末端に現れてるんだろうなって思った。
    読みながらなんかげんなりしたけど、ついついやめられなくてどんどん読んだ。
    ゴミ屋敷の女の話はホラーっぽくて1番おもしろかった。

  • 強烈な閉塞感。
    読んでいて気持が沈む。

  • 奥田英朗さんお得意の短編集。

    一言で言うと超下ネタオンパレードわっしょいわょい祭。
    どの話も下ネタの一言で説明できてしまう。それでいて深い。もちろんいい意味で。

    ララピポというタイトルは最後にわかりますが、これもまたあーなるほどって感じ。

    ここまで下ネタのことしか書いてないが、とても自分が人生何度繰り返しても経験することのないような話ばかりであり、読むことで少しだけその人生を垣間見れた気持ちになった。それ故にタイトルが沁みてくる。

    同じ人間でも良し悪し含めて様々な性格の人がいて、到底理解できないこともあるけどその人にとってはそれが日常で、あの人の日常はあの人にとっての非日常で…
    とまぁ下ネタ満載のゲス話ばっかりなのに結構深く考えさせられたとても面白く、くだらなさと深さを兼ね備えた一石二鳥の本でした。

  •  性欲を発散せずにはいられず買う人、性を商品にしてあっけらかんと売る人、その両者を仲介して稼ぐ人。その輪においては全員の需要が満たされているけど、果たしてこの人たちはそれでいいのだろうか、と考えてしまう。今は満足しているかもしれないけど、いつかそこから足を洗いたくなるような出会いや転機が訪れた時、後悔しないのか…というのは希望があるがゆえの心配であって、どっぷり堕落してしまうとそうは考えられないのかもしれないなぁ。ララピポが暮らす日本のどこかで実際に今日も生きているだろう人々の連作短編集、面白かった。

  • 社会の底辺に生きる、どうしようもない人々のどうにもならない日常を、エロエロ満載で描いたお話の連作。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター等々、笑っちゃうんだけど、妙に心に残る彼らの顛末。最後には、みんな頑張れよ・・ってちょっと思う。 あまりにエロ全開なので知人にはお勧めしにくいけど、愉快で哀愁の漂う異色の一冊でした。

  • スカウトの人以外、
    救いがなさ過ぎて読むのが辛かった。

    だけどこーゆーの見てしまうんだなぁ

  • 外国の方の作品を読んでいて、ちょっと読書から遠ざかってしまってでの読書復活になる作品。ライトだけどやっぱり読書って面白いですね。ちょっと奥田さんで読んでいないものを読んでみます。

    ララピホとは。そういう意味だったんですね。(笑)最後の方に教えてくれました。

  • 面白かったです!
    はじめはエロ満載で、くだらなそうだな、と思ったのですが、それから登場人物たちがつながっていくのは本当に面白かったです。深く考えないで、面白さを味わってほしい!

  • 群像劇。一話一話は都会の闇のようなものを写していて読んでて面白い。ただ本を通してガツンとくる何かは無く淡々と読み終わる。

  • 出てくる登場人物がみんな見事に底辺。映画化されたことがあったようなと思って、購入してみたんだけど、これをどう映画化したんだろう??

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