椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (幻冬舎文庫)

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著者 : 津本陽
  • 幻冬舎 (2009年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412590

椿と花水木―万次郎の生涯〈下〉 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この時代において、この頭の柔らかさ。何度でも読み返して見習いたい。

    幕末の有名人との交流が多くあったようで、歴史のキーパーソンだったこともわかった。あんまり日本史で重視されてないっぽいけど、この人がいなかったらいろいろと大変だったのではないか、幕末。

    興味を持ったので、読後に子孫の中濱博さんが書いた資料本を読むに至った。

  • ちょっとネタバレになりますが…ジョン・マンは日本へ帰国する決意をし金鉱で旅費を工面し琉球へ。しかし罪人扱いされるが言語取得能力に長けていたため次第に琉球弁・仮名を覚え少しづつ住民と親しくなり、そして薩摩の島津斉彬公が海外事情に聡明だったため厚遇されたのが大きかったのだろう、紆余曲折を重ね無事故郷へ。この2人のやりとりが楽しい。そして幕臣へと…。やはり外国を知っている中浜万次郎の日本への影響力はすごいですね。万次郎のアメリカ生活を記した河田子竜の『漂撰記略』により坂本竜馬に開国への道を進む影響を与え、土佐藩の山内容堂・吉田東洋といった重鎮にも会っているんですね。しかも親しく。なのにね〜…。勝麟太郎と咸臨丸に乗りアメリカへ行ったり。幕府の切れ者と言われた勝先生が小さく見える。当然開国派のため攘夷派に狙われ、なぜか人斬り岡田以蔵に護衛されたり。竜馬が頼んだのかな?斉彬公繋がりで薩摩と親しくなったため小松帯刀に影響を与えたりとまさしく幕末の奇跡の人でした。でも時代のためアメリカのスパイと疑われ順風満帆には行かなかったけど最後は感動的な終わり方でした。

  • ジョン万次郎の生涯、後編。
    日本史への苦手意識と幕末の時代背景を全く知らないがゆえに、読みづらい部分は多々あったのだけれど、鎖国中で海外について全く知らない幕府の役人と万次郎の考え方の大きな違いは痛快なほど。万次郎が耳で覚えた英語の片仮名表記もとても新鮮。エンケレセ=English、イートルインセ=it rains など。本筋と関係ないところだけれど楽しめた。歴史部分を斜め読みしたので評価はなしで。

  • 再渡米するたくましさ

  • 下巻は上巻と比較して、史料からの抜粋などが多く、小説というよりも伝記に近い。上巻が劇的すぎたこともあり、なんとなく焦点が若干ぼやけてしまったような感じ。あと明治以降がやたらあっさり……。晩年はむしろ不遇だったようで、特記すべき出来事がなかった、ということなのかもしれないけど失速気味と言わざるを得ない。著者の所見を表しての終わり方も、小説としてはいささかお粗末かと。

  • 万次郎凄すぎ。どんだけ神なんだよ。一気にファンになってしまった。幕末ファンならば是非読みんさい。面白くて、徹夜して下巻読んじまったぜい。

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