Goemon (幻冬舎文庫 た 39-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413016

感想・レビュー・書評

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  • 劇場映画のノベライズ。
    秀吉の性格付けとか、他に後から書く大きな問題点はあるとはいえ、ファンタジーとしては面白かったです。
    最後あたりの余韻もなかなか。
    ただねぇ。
    最後の方で歴史から逸脱していくわけなんだけれど、中途半端に実際の歴史の史料を持ってきたりしているところが、フィクションの方向に走り切れていないようで、興ざめに感じる部分がありましたね。
    いっそ、実際の歴史を忘れさせる方向にしてくれた方が良かったような。
    さて、この本の内容が映像になっていれば、それなりに面白いはずなんだけど、映画の方の評判がいまいちなようで。
    たぶん、必要以上に色合いを不自然な方向に持っていく監督のせいだとは思うんですけどね。(^^;
    キャシャーンの時もそうだったけど、暗い映画館の中では見づらい色合いだと思うんだよな。

  • 忍びもの。
    石川五右衛門、雲隠才蔵、服部半蔵、猿飛佐助、と。

    描かれた秀吉は随分と小汚い。
    茶々、五右衛門の一途さが胸を打つ。
    関ヶ原の戦いを、ああいう流れにまとめるのも悪くない。

  • 最近の日本事情に疎い私はこの本が映画の脚本を元にしていることを読み終わってから知りました。
    SBSでいつか映画が放送されるようなことがあったら是非見てみたいと思わせる話でした。

  • 映像と内容の大胆さや華やかさやもどかしさが綺麗に融合してて違和感がない。CGでこんなに違和感がないのは初めてです!

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    民衆のヒーロー石川五右衛門が盗み出した南蛮渡来の箱。その中に封印されていた信長暗殺の裏の真実が暴かれた時、時代の覇権と自由を巡る、壮絶な戦いが始まった。愛する人のため、友情のため、そして争いのない世界のため、血を流し、涙を流し、五右衛門は運命に立ち向かう。戦う男たちの激情が胸を打つ、興奮、感動の時代エンタテインメント。映画「GOEMON」の脚本をもとにした書き下ろし。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    竹内 清人
    1968年、神奈川県生まれ。91年日本映画学校を卒業後、映画宣伝業務に携わる。2005年、映画「戦国自衛隊1549」で脚本家デビュー。主な作品に、テレビ「ウルトラマンマックス」がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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