14歳 (幻冬舎よしもと文庫)

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  • 幻冬舎 (2009年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413337

14歳 (幻冬舎よしもと文庫)の感想・レビュー・書評

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  • まさかこれを読んで泣くとは思わなかった。読んでる間、ずっと胸が痛かった。自分の気持ちに正直に生きるって、本当に苦しいことなんだ。大人や世間に逆らわず生きて行くのはなんて楽なんだろう。私は今まで、ひきこもりなんて逃げてるのと一緒だって思ってたけど、違うんだ。闘っている人だっている。だけど、その違いを見極めるのは難しい…人を傷つける人は、書く道具でだって傷つけるんだという言葉が印象的。

  • この14歳の成長はまさに人間的。
    だれもがこの成長を持っていた。
    いつのまにか忘れてしまったのだ。
    大人とは子供ではないということ。

    暴れろ!
    嘆け!
    そして、
    悩め!

    大人になるってこれほど
    悲しいことなのだ。
    美しいことなのだ。
    心震わせることなのだ。

    いつか忘れてしまうけれど。

  •  お笑い芸人、千原ジュニアの自伝的小説。


     ジュニアが中学時代引きこもっていたこと、

     兄のせいじがジュニアをお笑いの世界に誘って
     ジュニアの引きこもり生活を終わらせたこと、

     ……ぐらいの予備知識しか持たない状態で読んだ。



     終盤までは読んでいてすごくつらかった。苦しくて胸がしめつけられた。
     泣きそうになるのを堪えながら読み勧めた。

     せいじからジュニアに電話がかかってきたシーンでは
     堪えていたものが決壊、恥ずかしながら号泣。
     なんで泣いているのか判らないぐらい号泣。

     たぶんジュニアが「やっと救われた、道を見つけた」ことに感動したからだと思う。



     引きこもりの問題児だった少年が、人気芸人のひとりになれた現実を思うと感無量。


     何かしら屈折した青春時代を送った方ほど
     感情移入しやすい作品ではないかと思う。

     逆にそうではない方には理解しがたいかも。

     そうでなくても、好き嫌いがハッキリ分かれそうな小説だと思った
     (文体・内容ともに)。

  • 不安、焦り、苛立ち……。
    思春期の不安定な内面
    すべてを告白する。
    衝撃の自伝的小説

    です。

    14歳のときに読んでたら、変な影響を受けてたかもしれない。

    千原ジュニアにはお笑いの才能があったからセーフ。
    もし才能がなかったら、あっても気づけなかったらアウト。

    と思いました。

  • 会社の書棚にあったから読んだ。

    14歳頃の心理描写は上手い。この時期誰しもが感じるモヤモヤしたもの、自分らしくありたいだけなのに、それを否定する社会に対して引きこもってしまうという状況、引きこもりはしなかったが「あー、自分もあったな」と共感した。

    ただ、終盤お笑いを全く見てなかったのに、いきなりネタを書けと言われて書けたというところが腑に落ちない。
    兄に「こいつはできる」と思わせる才能の煌めきが、きっと幼少からあったのだろうに、その片鱗が垣間見える描写がちっともなかったから説得力がない。
    というか、急に千原の顔がちらついて俗っぽくなってしまった。

    兄に呼ばれて吉本に行くところで終われば、普遍的な小説になったのではないか。そういった意味でエッセイにしたいのか小説にしたいのかあやふやになってしまい、残念。

  • 何だろう、テレビで観る今のジュニアさんからは想像出来ないな。もちろん引きこもりだったというのは知ってはいたけど、いまいちこの本と今のジュニアさんが繋がってこないなぁと思いながらも、最終話でネタを作って披露して笑いを起こしたあたり(個人的には190p〜)で「あぁ、これはやはり千原ジュニアの書いた本だなぁ」って感じさせられた

    俺もいつか今悩んでいたりする事を、笑いながら誰かに話せたり出来るかな

    俺がたたかうリングはどこなんだろな

    俺はどうなるんだろう
    俺はどうするんだろうって読んだら、懐かしい青い気持ちがじわじわ蘇ってきたし、くる。あー、俺は俺をどうしようかなぁぁ…

    そういう気持ちになりたい人にはオススメの本です!笑

  • 2016/08/01読了

    ポエティックな文体で、小説でも、エッセイでもないような感じ。
    自分を語るのにも語り慣れていないたどたどしさ
    中学生、それも、思春期であり一番センシティブな14歳の姿がそこにある。
    うつうつとした中学生の頃の荒れた心情がトゲトゲとしている。苛立ちと自己嫌悪が渦巻いてどうしようもない日々を送っている中学生の行く末は....


    ------これが創作ではなく、作者本人「千原ジュニア」だとはっきり判明してしまった瞬間、さっと感慨が消えてしまった。
    物語ではなく現在の自分から過去のこういった自分を見ているという体--エッセイなら、また違った感情だったけれど
    中学時代の描写が見事だっただけに、これが自伝ですと分かった瞬間に落胆してしまった。終始物語であればよかったし、自伝にするなら最後の最後にネタ晴らしみたいに「これが自分の過去です」みたいなかんじで締めてほしかった。
    導入が見事だっただけに、この本の正体を明かすタイミングが惜しかったというか、なんというか、ちょっと残念でした、、、

    青春小説かエッセイか、カテゴリに迷ったけれどエッセイにします。

  • 久しぶりに読み返した

    いじめられていた訳でも
    勉強についていけなかった訳でもなかったが

    学校に行かなかった中高当時の自分に
    重ねて読んでしまった

    鳥だってたまには歩きたいもんね

    自分でも当時の自分が理解出来ていなかった
    でもあの時歩いていた
    飛んではいなかったけれど

    止まってはいなかったのだ
    と気付かされた

    自分が長い間学校へ行かなかったということを
    意識しなくなった今
    むしろ数ヶ月も忘れているようになった今

    ようやくあの時間の大切さを思い知らされた

  • 信じられないような話。
    でも確かに言われてみれば、
    そんな奴が居ても不思議じゃない話。

    千原ジュニアが登校拒否だった14歳の時の心情を書いたもの。
    『登校拒否』と聞くと、
    やはり『イジメ』とか『勉強嫌い』とかが頭をよぎるけど、
    ジュニアの場合はそうじゃなかった。
    自分が『戦う場所』を探していた。

    恥ずかしながら、
    この歳で14歳のジュニア少年に凄く共感した。
    と言うか、再認識させられた。

    『やりたい事をやる』のが幸せなんじゃなく、
    『戦いたいと思える場所がある』のが幸せなんだと感じた。

    今からでも遅くない。
    是非、手にとって読んでみればいい。
    #14歳 #千原ジュニア #J

  • 中学生の頃は引き篭もりだったらしい。
    面白い。

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