- Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344413399
作品紹介・あらすじ
2006年、ドイツW杯終了後に突然引退した中田英寿。なぜ、引退を決意したのか、日本代表に何が起こっていたのか、ブラジル戦終了後の涙の訳、そして引退後海外を巡っての思い…。かつてどんな日本人も直面しなかった壮絶な体験と、自分への妥協を許せなかった孤高のプレイヤーの本心を克明に綴った、感動の人物ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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色々な発見と学びがありました。
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私の小学生の頃からのアイドルであり、スターであった彼のドキュメンタリー。
500ページ弱の文庫本だったが、あっという間の時間でその内容は脳裏に深く刻まれている。
彼のどんな時でも下を後ろを向かず前だけを見る姿勢と個人主義と思いきやチームを大事にする姿勢がよりこの本から読み取れる。そして、自分を大事にすること・自由の基に行動することがいかに難しく価値あるものなのかも説いており、この本はサッカー関係者にはもちろん、それ以外の方にもおすすめであり必読書といっても過言ではない一冊です。
価値ある時間を届けてくれます。 -
サッカーと中田を語るために必読。
日本人では誰も到達していない偉業を成し遂げた中田の築き上げた壁は果てしなく高い。
中田とはどんな人間だったのか、ミステリーとも思える人物像と日本代表内の人間模様…まさにサッカー日本代表は、サッカー人間交差点だ! -
中田英寿に密着したドキュメンタリー。
日本代表や引退の真相が分かる。
理想のサッカーを追い続け、いつでも全力でプレーする中田英寿はすごいと感じた。
選手時代の苦悩が分かる。 -
9/10読了
中田英寿のサッカー人としての歩み(特にプロ入団~ワールドカップ引退まで)にフォーカスした本。
二十代という若さで【引退】という選択をとった意味。
三度のワールドカップでの内側の話は大変興味深かった。 -
ホームページに感想を書きました。
「アドリアーノ、こんなこと言ってたんだ」
http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage130.htm -
真の意味で闘える人の姿は、それだけで勇気づけられる。
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報道からもなんとなくわかっていたが、この本を読むとどうやら想像以上にひどい状態だったようである。
その時のことが中田英寿への取材を元に書かれている。
しかしね、2006年はファンとしても本当に悔しかった。
あれ以来オーストラリア戦はフラットな気持ちで見れないのだよ。