杜若艶姿 (幻冬舎文庫 さ 11-12 酔いどれ小籐次留書)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413412

感想・レビュー・書評

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  • <酔いどれ小籐次留書>シリーズ第12弾。

    だんだん勝五郎が磐音シリーズの武左衛門化してきている…。

    小さい話だけど、畳屋の親方の娘とその旦那とのなれそめ…というか出会いの話が好きだった。
    なさそうで、ありそうな感じ。

    ところで近所のお夕ちゃんの歳が、もうわからないので子供の年は時々書いてくれると嬉しい(笑)

    国三の話は、どうかなーと言う感じ。
    あんだけ泣くほど大番頭さんに叱られたのに、15~16で訳がわからなくなってフラフラと飛び出していくかな?
    遠くにやられてしまって、なにやら可哀想な…。

    そんな12巻。

  • いよいよおりょうさんとの仲が進展ですね。楽しく読めます。

  • 酔いどれさんが借り着で着飾って、おりょうさんといよいよ歌舞伎見物、まあもちろんその間にいろいろな事件が起こって、よいどれさんが活躍して解決するわけですが。おりょうさんが勤めを辞めて歌人として独り立ちするということは、夫婦は無理でも内縁、みたいな感じになるのでしょうか。うーん、でも作者はきちんとするのが好きみたいだし、やっぱいずれ祝言になるのかなあ。

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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