ケースオフィサー 上: 警察庁国際テロリズム対策課 (幻冬舎文庫 あ 19-4)
- 幻冬舎 (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344413610
作品紹介・あらすじ
2001年9月11日、同時多発テロ発生、翌日もたらされた日本国内でのテロ情報に衝撃を受けた警察庁幹部は、かつて欧州で活躍した"伝説のテロハンター"を静岡県警から呼び戻そうとする。そして彼が運営していたスパイ"V"を目覚めさせようと試みるが…。日本警察が行ってきた国際テロ捜査の現実をリアルに描き切る警察小説の決定版。
感想・レビュー・書評
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上巻のみでの感想ですが、ゆったりした感じどうやってテロが、起こるのか分かりにくい。下巻に期待。
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シリア大使館に勤務した名村なるケースオフィサー。日本赤軍の情報収集のため、春香という日本人女性に心の奥底で恋心を抱きつつ協力者にしたものの、外務省の妨害と上司の裏切りのような行為でそのラインは切らざるを得なかった。9.11後、再び名村は警察庁に呼び戻され、再度シリアに渡る。
警察が大使館に警備対策官を派遣し、情報活動を始めるまでの経緯とかも知ることができた。 -
上巻のみの感想。
上巻は、日本赤軍追跡に活躍した外事系のノンキャリ警察官が、9.11を機に呼び戻されるまでを描く。
大きな意味でも小さな意味でも「政治」というものが渦巻く組織とか情報の世界がよく表現されていて、そういう方面が好きな人にはワクワクが止まらない作品。
情報の世界や、テロ対策など、物騒な物語であり、自分とは関係のない世界の縁遠い物語だと思う方も多いかもしれないが、エリートではないがその道の専門家としてのキャリアを積み上げてきた主人公が、自らの所属する組織や政治に翻弄される悲哀は、多くの人が共感できるのではないか。 -
2001年9月11日、同時多発テロ発生、翌日もたらされた日本国内でのテロ情報に衝撃を受けた警察庁幹部は、かつて欧州で活躍した“伝説のテロハンター”を静岡県警から呼び戻そうとする。そして彼が運営していたスパイ“V”を目覚めさせようと試みるが…。
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他の作品同様、病んでいる登場人物達。展開が気になるが、楽しくはない。読んでいる間にパリの事件…
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上巻はとってもまどろっこしく、読むのやめようかと思ったくらい。
上下巻にする必要あったのか疑問。 -
協力者を獲得していく過程が面白かったので、上巻のほうが好きかな。
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作品の紹介
2001年9月11日、同時多発テロ発生、翌日もたらされた日本国内でのテロ情報に衝撃を受けた警察庁幹部は、かつて欧州で活躍した“伝説のテロハンター”を静岡県警から呼び戻そうとする。そして彼が運営していたスパイ“V”を目覚めさせようと試みるが...。日本警察が行ってきた国際テロ捜査の現実をリアルに描き切る警察小説の決定版 -
9.11後。日本へのテロが予測され、かつてテロ対策組織にいた名村が呼び戻される。上巻は、名村がかつて行った協力者の獲得の話がメイン。
ノンフィクション?と思ってしまうくらいに情報機関の話が描きこまれている。スピード感もあって楽しめた。 -
2001年9月11日、同時多発テロ発生。
翌日もたらされた日本国内でのテロ情報に衝撃を受けた警察庁幹部は、かつて欧州で活躍した”伝説のテロハンター”を静岡県警から呼び戻そうとする。
そして彼が運営していたスパイ≪V≫を目覚めさせようと試みるが・・・・・・。
日本警察が行ってきた国際テロ捜査の現実をリアルに描ききる警察小説の決定版!