さよならまで (幻冬舎文庫 か 17-7)

著者 :
  • 幻冬舎
2.20
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本棚登録 : 32
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413665

感想・レビュー・書評

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  • 三十二歳の智美の、浮気を嘘で誤魔化す辻本と別れる五十四日前からの日々。智美の辻本に対する口調が硬いことや、後半に辟易したやたらと語尾に「な」をつける辻本の口調から、もっと年上に感じ二枚目の三十五歳ということが意識から外れた。結論としては智美に一応は感情移入が出来たみたい。男女の平行線さが興味深い。

  • 読み終えてどっと疲れた。別れに躊躇する主人公を重く感じる半面、相談する友人の前向きに生きようとする姿勢に救われた。

  • 寄贈 タスク (2012/1/9)

    元カノと別れる前に参考までに読んでみました。アラサー女性の事と書いてあったので、ただ参考にはなりませんでした。。
    面白いです。

  • キャッチコピーが、「ダメ男と離れきれない、アラサー女の苦脳」なんだとか。
    とにかくもう、昔の自分を思い出して、苦々しく思った。

    男と女の悪循環が巧く描かれていたけれど、2点がっかりする要素があって興ざめだった。

    まずは、太字表記部分。
    逆効果だったのでは?と思わずにはいられない。
    太字表記部分が目に入るたびに、ストーリーが中断されるような気分になり、
    うんざりした&冷めた気持ちになってしまったのが残念だった。

    そして次に、智美が常に辻本に対して敬語で話すところ。
    私が男だったら、うっとおしいなと思ってしまいそうだし、違和感を感じる。

    作品の内容より、ブックデザインのほうが気にかかってしまったのが悔やまれる。

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