棘の街 (幻冬舎文庫)

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著者 : 堂場瞬一
  • 幻冬舎 (2009年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413740

棘の街 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 面白い。
    今まで読んだ堂場瞬一の作品なかでは一番かも。

  • 終始暗いイメージの本だった。

    主人公はあまりにも頑なになりすぎかなと思った。

    ラストも、もう少しスッキリとしたかったかな・・・。

  • 堂場さんの書くペースってほんとにすごいなあ。
    後味のいい作品ではなくて賛否両論、主人公にも勝手なことばっかしてんじゃないよ、って思うけど、明日は我が身、とまではいかなくても、きっかけなんてわかんないだぞ、ってことは感じる。

  • 生きていくことも苦しいほどの悲しみを忘れるためにはどうしたらいいのだろう。
    上條にとっては「仕事に打ち込むこと」がきっと必要なことだったのだ。
    けれど、結局はいつかはその悲しみと向き合わなければならないときが来る。
    上條が選んだ道は、逃げ道でしかなかった。
    妻を失ったとき、上條の中で大切な何かが壊れてしまったようだ。
    ドラマ化されたときに上條を演じた仲村トオルさんが、この役について「アナザー・フェイス」のあとがきで語っている。
    仲村さんにとっても演じにくい役だったようだ。
    刑事としてはとても優秀な上條。
    警察組織からは浮いているけれど、数々の実績はけっして偶然の産物などではない。
    すべてを捨てて、我が子さえも捨て、仕事にのめり込んだ日々が残してくれたもの。
    だからこそ、上條は仕事を優先するしかなかったのだろうか。
    父親らしい感情がまったくないわけではない。
    それなりに息子のことを気にかけてはいる。
    親子とな何だろう?
    血のつながりだけが親子関係を作るわけではないと思う。
    一緒に過ごした時間は、親が親として育っていく時間でもあるような気がする。
    息子から見た上條はどんな父親に映ったのだろう。
    最後の別れのとき、何を思い、何を上條に伝えたかったのか。
    言葉ではない心の内はどうであったか。
    それにしても逃げ出したいほど嫌いな故郷って。
    生まれ育った街なのに。
    不器用な父親との確執が、故郷を嫌う感情に拍車をかけたのか。
    歩み寄ろうとしない上條の頑なさが、何故か哀しく思えた。

  • 父子関係が丁寧に描かれていて読み応えある。
    一方で、サイコパス的な主犯の背景とかが書かれてないのが物足りない。

  • アキラの正体は何となくわかってたし、ヤバイやつはヤバイまま、ダメなやつはダメなまま、残った人たちも救われてるのかどうかもよく分からないまま終わった。ある意味いい話になってない点が、嘘臭くなくていいのかな。

  • 薄味ではない、力のこもった作品だと思う。ロバート・B・パーカーの「初秋」を意識しているのは間違いないが。

  • 喫茶店や父親のポルシェなど、背景は良かったのに、子ども達の行動が雑で追いかけ合う緊張感がなかったのが惜しい。ただ、本当に父親への反発でも惹かれるとか、絡めた要素は良い

  • 突っ込みどころはあるが、葛藤が丁寧に描かれてよかったです。

  • 240213

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