マラソン・ウーマン (幻冬舎文庫 あ 25-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414235

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと共感できないな〜
    物語の中に出てくる「手術」も自分の身勝手で行った手術じゃない。
    病気というわけではないし・・・。
    だけど、がんばりは認めますよ。
    一年でロンドンマラソン出場ですから・・・。
    だけど、あんなにいいスタッフとインストラクター。
    そして湯水のように使うお金・・・。
    やっぱり共感できないし、感動という領域には行けないです。
    唯一、最後が「ハッピー」でないのがほっとした唯一の作品です。

  • 著者が足の手術をしてからロンドンマラソンに挑戦する話。 自分は高校時代に足首を怪我した時にリハビリを2回で逃げたので、フルマラソンに挑戦してしまう甘糟さんは凄いと思った。 これを読んでるとマラソンしてみたくなりましたが、とりあえず今はジョギングするのも嫌なので絶対に挑戦しません。 甘糟さんと性格の違うくぼまみさんの話も聞いてみたい。くぼまみさんも頑張ったんやから自分も!と思いましたが、やっぱりメンドイので挑戦しません。

  • 足首の手術がきっかけで一年後のフルマラソン出場を決意し、
    42.195Kに耐えうる体と精神を作り上げながら
    見事にロンドンマラソンで完走するまでの道のり。

    私、実は、知事さん発信の「大阪マラソン」に興味津々。
    興味深く読了しました。

    自分を追い込み、ストイックに体を作り、
    最終的に見事完走、本当に素晴らしいと思います。
    ただ、著者ご本人も書かれているのですが
    うーん、やはり恵まれているなぁと思います。
    体が悲鳴をあげたときの専門のジム、
    メンタル面をケアしてくれる仲間、
    バックアップしてくれるスポーツブランド。
    見方を変えれば、それが「何としてでも完走しなくては!」という
    プレッシャーでもあったであろうわけですが。

    マラソンという世界の人気ぶり、
    体についての分析や常識、いろいろな面で進化しているのにも驚きです。
    あと、単行本時のタイトルである「42歳の42.195km―ロードトゥロンドン 」のほうがいいなと思いました。 (Y)

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著者プロフィール

1964年、神奈川県生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。ファッション、グルメ、映画、車などの最新情報を盛り込んだエッセイや小説で注目される。2014年に刊行した『産む、産まない、産めない』は、妊娠と出産をテーマにした短編小説集として大きな話題を集めた。ほかの著書に、『みちたりた痛み』『肉体派』『中年前夜』『マラソン・ウーマン』『エストロゲン』『逢えない夜を、数えてみても』『鎌倉の家』などがある。また、読書会「ヨモウカフェ」を主催している。

「2019年 『産まなくても、産めなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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