壇ノ浦の決戦―紅無威おとめ組 (幻冬舎時代小説文庫)

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著者 : 米村圭伍
  • 幻冬舎 (2010年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344414969

壇ノ浦の決戦―紅無威おとめ組 (幻冬舎時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 紅無威おとめ組の3~暗雲渦巻く館山藩で幻之介の企みを打ち砕いたおとめ組であったが,連れ去られた萩乃を追って浦賀水道まで来ると沈没した公儀の舟の残骸と水死体を発見し,小者の鰐にやられたという言葉から,これも幻之介の仕業と,老中・定信を問い詰めると,舟奉行は恐れをなしているのだという。桔梗は舟の指揮を任され,小蝶は育ての親が船大工に化けて姿を消したと聞き,古銅買いの手代を追い掛け,根城を目指す舟に潜り込む。小蝶が合図を送ってよこした怪しい舟を見つけた桔梗は,大島付近までやってくるが,待ち受けていた千石船の船首が割れて登場したのは潜水艇で船首を敵の船腹にぶつける戦法をとる。辛うじてかわした潜水艇は飛び移った桔梗によって損傷を受けたが,桔梗の乗る舟も沈没寸前で,追跡は断念した。幻之介のアジトは大島の東の阿呆島,紀伊国屋文左衛門の残した金を使って幻之介は秘密基地化し,発明家の萩乃を使って反射炉を制作し,潜水艇を鉄で作ろうとしていた。その推進力として目を付けたのが古事記に出てくる潮満珠と潮干珠,壇ノ浦の海底に沈んでいると考えられるが,小蝶が智の珠の力で溺れないことを利用しようと考える。潜り込んでいる小蝶の師匠・新佐と交換で小蝶を手にした幻之介は周防灘に向かうが,桔梗も少し遅れて付いていく~ちょいと付いていけない雰囲気が出てきた。解説には大江戸版チャーリーズ・エンジェルと説明されている。ああ,なるほど,そうだったのね。紀文大尽舞がリンクするが,竜宮に珠を返してしまって,悪役も退場となって,どうするのだろう? 終わりとも続くとも知れず

  • 前作『南総里見白珠伝』は、タイトル通り『南総里見八犬伝』から想を得た作品でしたが、今回は『海幸山幸』だったり『浦島太郎』だったり。早飛新左のタイムスリップのエピソードも元ネタがありそうですが、思い出せません。
    このシリーズは、剣の桔梗、軽業の胡蝶、発明の萩乃の3人が、それぞれの才能を使って悪を懲らす、というものなのですが、敵役の紀伊国屋幻之介との決着がついてしまったのですから、もしかしてこの第3弾がラストなのかもしれませんね。

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