ハナミズキ (幻冬舎文庫 よ 8-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 960
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415102

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前だけど…脚本みたいだった。(はじめから、そう書いてあったし)

    素敵な恋愛映画?でした。
    楽しかったからいいけど…。

  • 飛行機で七時間ぐらい一気読みしてしまいました。
    読みながら号泣しました。遠距離恋愛の苦しさも、そして夢に向かって生きている勇気も、とても感動しました。

  • たまに王道(ベタなの)を読みたくなる時あるんよ。ハズさない安定感。

  • 運命ってホントにあるのかな?って思った。

  • とにかく切ない。
    小説が元ネタじゃなくて
    映画が元ってはじめてのタイプだ。
    北海道弁落ち着くし最高だ。
    ハナミズキのきれいさが、
    繊細に表現されてて、素晴らしかった。

  • ト書きのような…。

  • 北海道の港町の高三の二人の恋が彼女の進学で遠距離になり、彼女が就活に苦戦したりした後別れる。彼女はニューヨークに渡りそれぞれ結婚したりし掛けたり。流れるままの二人が前半は特に甘っちょろく、でもそれ含め普通ってこういうことなのかなと教えられるようだった。二人の為の第三者の死に薄情さを感じ受け入れ難い。

  • 映画のノベライズ。素敵な話かな。映画もきっと素敵な映画なんじゃないじゃなと思います。後戻りできない現実に少しづつズレていく様子とか考えさせられますね。ベタな話だとは思うんですが、人の行いの普遍的な部分ってそんな劇的に変わらないと思うし。いい意味でも悪い意味でも繰り返される人の営みそしてその有り様、まぁ難しくは書いてないけどわかりやすく描いてあるからこそその直球にどう反応していいかわからない自分を見る。人を想うということ大切にしたいなと思った。

  • これも家の本棚にあった作品。土曜の午前中の一時間で読了。
    主人公たちの高校生、卒業、就職、結婚、惹かれたり離れたり、お互い苦しいけどこんな青春あったらいいな~と感じた。北海道、東京、ニューヨーク、漁師と写真とハナミズキこれが絡み合ったストーリー全体の雰囲気は印象深かった

  • 先がなんとなーく読める。
    ドラマや映画で見るのがいいかな。
    本で読まなくても...と思た。

  • 勘繰り深い嫌な性格のせいだろうか。都合良過ぎないかと思ってしまった。素直に感動できない自分が情けない。
    あらすじ(背表紙より)
    北海道の港町で母と二人で暮らす紗枝。家の庭には、亡き父がある願いを込めて植えたハナミズキが育っていた。自身の夢のため東京の大学に進んだ紗枝と、故郷に残り漁師になった恋人の康平。互いを思いながらも、二人は少しずつすれ違っていく。それから十年。故郷のハナミズキが咲く頃、離れ離れだった二人に奇跡が訪れる…。珠玉の恋愛小説。

  • え~...?
    映画で見ると違うのかなぁ...
    ちょっとなぁ

  • 映画と共に大好き。ただの恋愛じゃない、ストーリーが感動的でした。

  • 映像が目に浮かぶような物語でした。
    他の人も書いている様に、脚本をそのまま小説にしているため、内容のムラがあるのが気になる。
    全体のストーリーが素晴らしいだけに、その辺りが残念です。

  • たまたまBOOKOFFで、本を探していたら、この本の題名に目が止まり、だいぶ前に見た映画の本だと思い、購入しました。
    紗枝と康平の出会いから、そして付き合い、別れ、初恋の暖かい物語でした。良子さんと圭一さんの話もあり、親子で似た恋だと思いました。
    幸福な場面もありましたが、やはりつらい場面の方が多く、北見さんが亡くなってしまった時には、なんでなのと思ってしまいました…。
    最終的に、良子さんも新しい恋を見つけ、紗枝も康平と再会し、心暖まるお話でした。
    この本を読み終えてから、一青窈さんのハナミズキを聞いてみて、この歌を元に映画が作られたそうですが、改めて聞くと、イメージ通りだなと感じました。
    読み終えた後の暖かさが、良かったです!

  • 中2の女の子に貸してもらった本。純愛もの? 著者は映画脚本書いてる人のようで、ト書きのような地の文が新鮮だった。
    内容は、中高生の頃に読んだら感動してただろうなぁ。大人になった今としては、最後の主人公が大人になって再会するシーンの落ち着きがよかったです。大人になるって、生きていくのが楽になることだなぁって思ったり。

    リツ子さんは、御都合主義に翻弄されたとしか言いようがない。純愛ものには、主人公たちをうまくいかせるために翻弄させられる人が必須なのだ(メタ的な意味で)。

  • ハナミズキが近所で満開だと話していたら、家にこの本があるということで読んでみた。
    映画は観ていないが、表紙や、最初に写真が載っているので、ガッキ―が頭に浮かびながら読みました。

    せつない話ですが、最後は突拍子もない偶然も経て、また巡り合えてよかった。
    主人公以外の人がちょっと可哀そうかな。

  • 文書が技巧的だとか、恐ろしく素晴らしいということはない。けど、その不器用さすら愛おしく感じる。
    初めこそ、どうということない恋愛小説だと思っていたけれど、その何でもない普通のことこそ素敵なのかもしれない。人生って、どうなるか分からないけど、自分の気持ちに素直に生きること、大切な人を大事にすることが、重要なんだなって思う。

  • 純粋な恋愛小説です。
    もう一度、わくわくするような恋がしたいな~~

    《本文より》
     この人がお腹をすかせないように、寒くならないよう
     苦しくならないように手を差し伸べてあげたい。
     出会ったばかりの相手に、そんな気持ちを持つのが不思議だった。

     「ものを食べる気力があるなら大丈夫だわ。ほんとうに落ち込んだ時は、 ご飯も喉を通らないもね!」

     母にはご飯も食べられないほどの深い悲しみを経験した
     ことがあったのだろうか。

     「私はね、ただ、紗枝に本気で誰かを好きになって、後悔
     のない恋愛をしてほしいだけ。いい加減にくっついたり
     離れたり。そんな恋じゃなくてさ」

     「もしも、あんたが本気だったら、紗枝のことこっちに
     連れ戻すぐらいの勢いでアタックすればいいっしょ。

      人生は一度しかないんだからさ・・・」

  • 映画を見た後にこの本を読みました。
    読んでいても映像がよみがえってくるし、映画にない話も含まれていてとても楽しく読めた。
    これだけ思いあえる相手と早くめぐり合いたいものです。。

  • ふだん手に取ることのないタイプの本。 貰って読んだらビックリはまった 二人が上手くいくと良いな なんて思って読んだ

  • 離れ離れだった二人に奇跡が訪れる・・・珠玉の恋愛小説

  • 映画のノベライズは、わかりやすい。

  • 紗枝と康平の純愛小説。初恋の二人が回り道して最後に結ばれて良かった。二人の絆、お互いを思う気持ちに感動、うるうるしちゃった。

  • 映画の脚本が元になってます。
    読むのも悪くないけど、とりあえず映画のほうを見てみたいなぁというかんじ。

  • 思いがけず向井理が出ててビックリ。

    映画だからありえる設定だったけど、なんだか色々な事を思い出して涙が出ました。こういう映画見ると運命ってあるんかいね?って思う。
    過去に浸ってしまう映画。

    北海道の自然がキレイだった。
    NYもカナダの景色もよかった。

    自然や海外を見てたらアラバマに帰りたくなった。土曜日のこの時間を思い出した。

  • 純愛小説の中でも至極の一作!

    余りこういう作品は読まないので(読んでいるのがミステリだったりサスペンス系が多いので)とても優しい気持ちになりました!

    主人公の彼と彼女のすれ違う気持ちの葛藤だったり、愛の形、その彼女の両親の出会いなどがとてもピュアに描かれていてとても良かったです^^

    因みにこの幻冬舎は純愛物が多く個人的には好きですね!

  • とにかく泣けました

    本を読んでこんなにも泣けるのかと思いました

    特に遠距離恋愛をしている人におすすめです

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著者プロフィール

学習院大学文学部教授。東京都出身。学習院大学、同大学院で学び、2003年パリ第10大学にて美術史学博士号取得。中央大学准教授・教授を経て、2018年より現職。専門は西洋近代美術史・デザイン史。主著として、Regards de critiques d’art. Autour de Roger Marx (1859-1913)(共著、PUR, INHA, 2009年)、La Belle Époque de Jules Chéret. De l’affiche au décor(共著、Les Arts Décoratifs, BNF, 2010年)、セゴレーヌ・ルメン『スーラとシェレ―画家、サーカス、ポスター』(訳・解説、三元社、2013年)、『西洋近代の都市と芸術3 パリⅡ―近代の相克』(共著、竹林舎、2015年)。

「2022年 『ポスター芸術論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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