死刑基準 (幻冬舎文庫)

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著者 : 加茂隆康
  • 幻冬舎 (2010年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415737

死刑基準 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 弁護士でもある著者。経営コンサルタントの書くビジネスストーリーよりは「小説」になっているけれども、それでも展開の安易さというかシロウト臭さはぬぐえず。

    自分も裁判は経験があるので(民事だけど)ところどころ「あるある」と実感できる箇所はある。弁護士を立てて何度か訴訟相手とやりとりしているうちに、いつの間にか事案は自分の手を離れて弁護士同士が対決しているような構図になる。「訴訟に勝つ」ために当事者が本意ではないことを主張することを弁護士は屁とも思わない。自分の裁判なのに、なんだか弁論大会の観客になったような気分であった。特に死刑がかかっていたり、あるいは国を相手取った訴訟になると弁護士が妙な思想を持っていて、それをアピールするために裁判が利用されることすらある。他人の人生を何だと思ってるのか。とても尊敬に値するものでないというのが私の弁護士観である。

    どうでもいいが著者もまた弁護士会から懲戒を受けた「前科」アリ。最後まで真犯人は分からない展開ではあるが、「弁護士(著者)は誰が嫌いだろう?」と考えつつ読むとある程度の予想はつく。

  • 加茂さんは職業作家ではない。
    だからなのか、ストーリーの進め方や構成がいま一つに感じてしまった。
    法廷の場面はそれなりに緊迫感があって、面白かった。
    ミステリーとして書かれているので仕方がないかもしれないけれど、もう少し「死刑制度」に踏み込んだ内容を想像していたので、その点はちょっと残念だったかも。
    事件そのものが猟奇的で十分に目を引くものだったけれど、その後の展開が・・・。
    「これって物語に必要??」と感じる記述も多く、もっと絞り込んだほうが内容的にも読みやすかったように思った。
    結末には「なるほど」と思うところもあり、動機がややありきたりだったけれど面白かった。
    純粋に人を愛しただけの人間が道化師の役回りをさせられていたところは、生理的にちょっとイヤだったかも。

  • 読み物として、面白かったです。

  • 死刑制度や被害者遺族の問題が取り扱われており、非常に重厚なお話です。
    ストーリーとしては、少々「現実的」過ぎたかな、と感じました。話の実現性という問題ではなく、読者を引き込む程の独創性、つまり登場人物や設定にあまり魅力を持てませんでした。ただ、「現実的」な物語ですので、ドキュメンタリーのように感情移入は出来ました。
    ドラマ化もされたようですので、先にそちらを視聴してから読んでみても良いと思われます。

  • 関係無いシーンが多いし、被害者家族を悪くし過ぎ。結局冤罪も含め死刑とは!?という内容から遠ざかった内容。

  • WOWOWのドラマで観ました。死刑制度は存続させるべきか、なくすべきか考えさせられました。

  • 死刑擁護論か、死刑廃止論か、重たいテーマだけど、情報量が多すぎて、ストーリーに集中できなかった。

  • 弁護士の妻が強姦され残虐な殺され方をした。容疑者の動機はその息子を殺害された裁判で犯人が死刑になるのを妨げた弁護士に対する逆恨みだったのか?死刑廃止論だった弁護士が一転して死刑擁護論に。

    死刑は「是」か「非」か。「是」であったとしても、その判断基準は?答えの出ない問題ですね。

    司法の良心的なシーンがあちこちちりばめられてはいるけど都合が良すぎないかとか、推理小説としての犯人探しもいまひとつ没頭できなかったし、結末も意外というほどではなかったなど、どれもこれも中途半端であったなぁ・・・の感。


    (2011/4/4)

  • 110108 なんか登場人物や設定に魅力が無い

  • 気が滅入る・・・

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