アフリカなんて二度と思い出したくないわっ!アホ!!…でも、や (幻冬舎文庫 さ 29-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415751

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり問題はトイレなんだな。
    自分で掃除しようにも、掃除すること自体が不可能だったりするんだろうし。文化が違うというのはどうしようもないことね。
    とにかく日本人らしい日本人なのだと思う、著者は。

  • 先に読んだ「アフリカなんて二度と行くか…」に続く、アフリカ大陸縦断の旅の後半です。
    今回はかなりトイレネタ、腹痛ネタが多かったです。(^^;
    でも最後の最後で、著者にして珍しく、イスラエルのパレスチナ人の置かれた状況が、心に深く残りました。

  • 腹痛に始まり腹痛に終わるアフリカ大陸後半!
    これは引きこもりニートの馬鹿げた旅行記ではなく若い下痢等(ゲリラ)の戦いの記録である!
    図らずもパレスチナの抱えるテロの問題について考えさせられてしまった!

  • さくら剛さんの本は3冊目なのですが、すっかりハマってしまいました。
    さくら通信も聴き始めてしまいました。。。

    東南アジア編は無駄にキレてるのが悪目立ちしすぎていたのですが、初期の作品はそこまでではなかったもよう。アフリカ編は下品ではあるものの、文章はちょっとマイルドで読みやすいです。

    エチオピアで悪ガキに悪態つかれてブチギレて追いかけ回すところや、スーダンの電車の時刻表が1週間に1本なのを「時刻表トリックが使えない。西村京太郎泣かせの国である」と言っていたのは思わず笑ってしまいました。
    さくらさんの「なんでも文芸で例える」は読みどころでおすすめです。(シモ系の話が苦手ならおすすめしないです。)

    イスラエルの話は、10年以上たった今でも状況は変わらないのでしょうか。。。日本で平和ボケしている自分を思い知りました。

  • 「アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!…でも、愛してる(涙)。」の続編。

    あいかわらずアフリカは想像を絶する酷さです。
    高校を卒業して、自転車でアフリカを横断する青年、田上君との出会いも、なかなか笑えました。

    でも、本の後半にでてきた、パレスチナの話は……衝撃でした。

    私にできることはなんにもないけれど、なんとかなればいいのに、と祈らずにはいられません。

  • 元引きこもりの筆者が中国を旅をするアフリカ大陸編後編。

    これだけ聞くと、なんで中国を旅するのになんでアフリカ大陸が関係するんだ??とお思いでしょう。それがこの筆者、しいてはこの本の面白さがあるのです。

    だってわけわからないでしょw好きな人が中国行くからって追いかけるためにアフリカいっちゃうなんてw引きこもりとは言いつつこの行動力がアメージングですね。

    この巻のメイン(と私が思うの)は腹痛とトイレ事情。アフリカの偏見かもしれませんが衛生事情は良くないんでしょうねぇ。いや、実際に体験したさくら剛さんの話を聞く限り、最悪でしょう!特にエチオピア!この先、一生エチオピアに行かないことを決めました!ここでは書けない内容ですので、気になる方は読んでご確認してみてください(自己責任)。行くならやっぱりエジプトですね。エジプト最高。やっぱり観光に強い国は違う。

    そしてもう一つ気になる国がイスラエル。ユダヤ、キリスト、イスラム教の聖地であるエルサレムを含むきな臭い国です。うん千年前からの因縁が現代まで続いてるって想像を絶しますよね。

    いやぁ、各国によって色が全然違いますね。本を読んでいるだけで私も旅行をしている気分になります。ところでさくらさんの文体が気になる人はいるかもしれませんね。擬音擬態語や少し汚い言葉等。いや、絶対にそんな会話してないでしょ!っていうのもありますか。私はすごく面白く読ませてもらいました。少し試し読みしてからが良いかもしれません。

    ていうか2巻かかっても中国にたどり着いてないよ〜、さすがすぎるよ〜w

  • 前作の続編、口語体の旅行記。もとニートの作者が中国に行こうとして、間違えてアフリカ行きのチケットを買ってしまいアフリカを縦断するという。前作を読んでいなくても、旅のドタバタな、リアルなアフリカの雰囲気は味わえる。行きたくなるかどうかは読み手次第の一冊です。

  • 日本にいたらまず経験することはない非日常的な日常。
    最初にインドや中国の方から読み、その時はよく耐えられたな、と思ったけれど、アフリカ大陸であんな体験をすれば何でも行けそうな気は確かにするかもしれないですね。

    最後のイスラエルは、この本に載っているのが不思議な話。作者らしい笑いを入れてはいるけれど、現実はとても残酷で悲しいです。

    因みに前半は(というかほぼ)トイレネタ。そして他の作品とは違って、一番現地の人や日本人旅行者との交流が書かれていたかも。

  • のっけから始まるトイレの話題、続く虫南京虫トリオなど、絶対に行きたくない国エチオピアに確定。
    それより何より田神くん。19歳ながら自転車でアフリカ縦断のたくましさ、さくら氏確かに負けているかも。

  • 無感想

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著者プロフィール

1976年静岡県浜松市生まれ。中程度の引きこもり。ニートの現状を憂い一念発起して旅に出かけ、帰国後Webサイトで各方面の旅行記を発表。常識に囚われない独特の書き方が話題を呼び、トータル50万ヒットを超える人気サイトとなる。著書に「中国初恋」(幻冬舎)、「三国志男」(サンクチュアリ・パブリッシング)がある。

「2009年 『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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