イグアナの嫁 (幻冬舎文庫 ほ 5-4)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416581

感想・レビュー・書評

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  • いつのまにかてんてんさんとツレさんが知り合いのような気持ちになってきている。ずっとお二人が書かれたものを読んでいるせいで、勝手に親近感を持ってしまっているらしい。
    この本では、イグちゃんとの日々が中心に描かれているのだが、その背後にあるてんてんさんの筋金入りのマイナス思考っぷりや、ツレさんのうつ病発症に至るまでの様子も、なかなか読ませる。
    「ツレうつ」ではけっこうへらへらと明るくふるまっていたようにみえるてんてんさんだけど、ほんとはものすごく後ろ向きな考え方で生きてきたというところが、はっと胸を突かれた。
    これ読んでると、イグアナを飼ってみたくなる。イグちゃんとの暮らしは大変なこともあるけど、とても楽しそうだ。

  • 同著者の『ツレがうつになりまして。』が良かったので購入。
    ペットのイグアナとの生活を描いたコミックエッセイ。
    脱力系の絵に似合わず、学びの多い一冊だと思う。

  • やっぱいいなぁてんさんの本
    心が温かくなります

    あたしは比較的身近にウツの人が多いのだけど、
    あまりウツを知らない人には
    ぜひつれウツとセットで読んでもらいたいです

    イグかわいいなぁ★★

  • ツレさん以外にも自分にもいろいろあったのね。なんか大変な人たちだ。っていうか人のことはいえない。
    結婚前の人は読んだ方が良いかも。

著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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